首都高速東京線
読み:しゅとこうそく-とうきょうせん
首都高速道路
にかつて存在した、東京都内を走る路線に適用される料金圏と、その料金圏内の路線の総称。
首都高速道路株式会社
(かつての
首都高速道路公団
)では単に「東京線」と呼んでいた。
目次
概要
範囲
環状線
放射線
その他の路線
接点
特徴
沿革
距離制料金
旧料金圏(参考)
基本料金
特定区間割
概要
具体的には
東京外環自動車道
の予定路線の内側(南側)であり、
高速川口線
(S1)を含み、かつ神奈川線でない区間を指した。
つまり東京都内だけとは限らない。東京線内では路線を問わず均一料金であった。
範囲
環状線
高速都心環状線
(C1)
高速中央環状線
(C2)
中央環状王子線
中央環状新宿線
中央環状品川線
放射線
高速1号上野線
(1)
高速1号羽田線
(1)
高速2号目黒線
(2)
高速3号渋谷線
(3)
高速4号新宿線
(4)
高速5号池袋線
(5)
高速6号向島線
(6)
高速6号三郷線
(6)
高速7号小松川線
(7)
高速9号深川線
(9)
高速10号晴海線
(10)
高速11号台場線
(11)
高速川口線
(S1)
その他の路線
高速湾岸線
(B) (浮島以東)
高速湾岸分岐線
高速八重洲線
(Y)
接点
首都高速東京線と
首都高速神奈川線
が接続する路線は二路線だけである。
高速1号羽田線
(1) (昭和島)
高速湾岸線(B) (浮島)
特徴
沿革
1962(昭和37)年に京橋〜芝浦間4.5kmが通行料金50円で開通して以来、延伸を続け料金も上がり続けた。
1962(昭和37)年: 50円
1963(昭和38)年: 100円
1964(昭和39)年: 150円
1970(昭和45)年: 200円
1974(昭和49)年: 250円
1976(昭和51)年: 300円
1980(昭和55)年: 400円
1985(昭和60)年: 500円
1987(昭和62)年: 600円
1993(平成5)年: 700円
2012(平成24)年: 料金圏廃止 (距離制料金に移行)
中央環状王子線
(C2)の2002(平成14)年12月開通の際に800円に値上げされそうになったが、これは何とか阻止された。
距離制料金
後述する料金圏は2012(平成24)年1月1日00:00(
31日
@666)に廃止され、距離制料金に移行した。
料金は、旧料金圏(東京線・神奈川線・埼玉線)を一体として扱い、ETC車の普通車で500円/回(ターミナルチャージ)+100円/6km(税込)で、上限は900円である。非ETC車は一律900円(郊外の一部料金所を除く)とする。大型車は、この倍額である。
例えば東京線と神奈川線を使った場合、従来は普通車で700円+600円の計1300円だったが、これが最大900円に値下げされることになる。
旧料金圏(参考)
基本料金
かつての料金圏内(東京線内)であれば距離を問わず、定額で利用することができた。ただし神奈川線、埼玉線とは別料金であり、料金所通過の際に別料金を徴収された。
最終的な料金は1993(平成5)年改定(値上げ)で、次のとおりだった。なお、首都高は旧JHの標準に準拠しておらず、軽自動車・二輪車含めて「普通車」として高額徴収を行なっている。
普通車: 700円
大型車: 1,400円
特定区間割
かつて
特定料金区間
と呼ばれた区間は、最終的に
特定区間割
の対象区間となった。
短距離であれば、料金が300円または500円(普通車の場合、大型車は倍)だった。
特定区間割300適用
本町→上野・入谷
永福→
高井戸IC
羽田・空港西〜平和島
特定区間割300適用(ETC)
入谷・上野→本町
高井戸IC→永福
特定区間割300適用+空港アクセス割(ETC)
浮島〜湾岸環八・空港中央
特定区間割500適用(ETC)
用賀・三軒茶屋〜池尻
川口・新井宿・安行〜新郷
三郷・八潮〜八潮南
高谷・千鳥町〜浦安
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