高速川口線
読み:こうそく-かわぐちせん
外語:Route S1 Kawaguchi Line

 首都高速道路のうち東京と埼玉を結ぶ路線の一つ。名前はS1(埼玉1号)だが料金圏は首都高速東京線なのが特徴。
 都心から東北自動車道関越自動車道に向かうのに、現時点では重要な路線となっている。
目次

道路の情報
 
 路線番号(S1)。ルートマークの表示は「川口線S1」。
 川口JCT江北JCTが上り、江北JCT→川口JCTが下り。

起点・終点

設計諸元

規制等

法定路線名
 正式名称(法定路線名)は都県道242号である。

沿革

通行料金
 首都高速道路の料金区間であり、距離によって料金が変動する。
 距離制料金に移行する前は首都高速東京線の料金区間内となっていた。

道路の状況

価値

青森と九州を自専道で結んだ
 この道路が開通したことで、青森ICから熊本県の八代ICまでの約2000kmが「自動車専用道路」で接続された。
 ここで自動車専用道路と強調しているのは、首都高速は高速自動車国道ではないためである。
 高速自動車国道だけで九州まで行くためには1994(平成6)年3月30日に東京外環自動車道で川口JCT〜大泉JCTが結ばれるのを待たねばならない。

東北と都心を結ぶ主要路線
 開通当時はまだ中央環状(C2)が殆ど完成しておらず、当時は湾岸線(B)に抜ける区間も完成していなかった。
 このため東北道〜都心はこの道路を経由して高速6号向島線(6)経由のルートを使う以外になく、のみならず横浜に抜けるのも、単に通り抜けるのもこれ1本という状態だった。こうして、当時からパンク状態だった向島線(6)は、更に渋滞することとなったのである。

関越自動車道へのルート
 この路線と、外環が大泉JCTまで接続されたことで、都心と関越自動車道が自動車専用道路で結ばれた。
 具体的には高速5号池袋線(5)→中央環状(C2)→高速川口線(S1)→外環→関越、などとなる。
 ちなみにこの高速川口線を通らないルートとしては、池袋線(5)→高速埼玉大宮線(S5)→国道17号新大宮バイパス→国道16号西大宮バイパス→川越IC、というものがあり、前の例とさほど時間は変わらないようである。後者のルートの方が安く上がるが、ただし一般道を通ることになる。

道路の特徴

接続する主な道路

沿道施設、観光地等
 特になし。

PA

主な橋
 (未確認)

主なトンネル
 トンネルはない。

主な峠
 はない。

並行する鉄道
 特になし。

経由する自治体
東京都
足立区
埼玉県
川口市
東京都
足立区
埼玉県
川口市

インターチェンジなど
 具体的なIC等は次のとおり。なおJCTには番号がない。

再検索