高速都心環状線
読み:こうそく-としんかんじょうせん
外語:C1: Circular 1

 首都高速道路の環状路線で、首都高速東京線の一路線。
目次

概要
 
 路線番号(C1)。ルートマークの表示は「環C1」、キロポストに書かれる略号は
 道路交通情報では「環状線」ないし「首都高速環状線」と呼ばれている。
 但し高速とは名ばかりで、制限速度は全区間50km/h(120km/hBeat)以下である。
 阪神高速道路の環状線と違い、往復が存在する。
 江戸橋JCT→浜崎橋JCT→一ノ橋JCT→谷町JCT→三宅坂JCT→竹橋JCT→江戸橋JCTの向きの外回りと、その逆の内回りがある。

起点・終点
 起点・終点は不明。

設計諸元

規制等

法定路線名
 道路の法定路線名は、次のとおり。全て特例都道である。
 これらの道路が股がる形で存在し、この環状線から四方八方へ路線が伸びる構造を取っている。

複雑な理由
 このようになった理由は、この路線は元々、環状線として計画されたものではないからである。
 いま環状線として存在できているのは奇跡ともいえる。現在では、なくてはならない首都高速道路の心臓路線となった。
 また、道路の通称名は、放射線については法律路線名を元に命名されているが、環状線であるこの環状線については、分かりやすくするために法律とは無関係に「高速都心環状線」として設定されている。

建設計画
 1964(昭和39)年に東京オリンピックが開催されることになり、まともな道路など何一つない東京に、まともな道路を作るべく計画された。

沿革

通行料金
 首都高速道路の料金区間であり、距離によって料金が変動する。
 距離制料金に移行する前は首都高速東京線の料金区間内となっていた。
 幾つかの箇所で「特定区間割」が存在したが、これも距離制が導入されたことに伴い廃止(つまり値上げ)された。

状況
 都心から半径3km以内を環状に走る路線である。この路線より、各放射線が伸びている。

特徴

接続する主な道路

沿道施設、観光地等

主な橋
 基本的に全線が高架、掘割または地下であり、特別に橋というものはないようである。

主なトンネル

主な峠
 はない。

併走する鉄道

経由する自治体
東京都
中央区港区千代田区 ‐ 中央区

インターチェンジなど
 具体的なIC等は次のとおり。IC番号はほぼ同じ場所のランプについて内外で同じ番号が使われているため、ある番号が内回りでは出口のときに、外回りでは入口を表わすこともある。
 なおJCTには番号がない。

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