リバモリウム
読み:リバモリウム
外語:Lv: Livermorium

 超重元素の一つ。仮名ウンウンヘキシウム(Uuh)。
目次

情報

基本情報

一般情報

原子情報

物理特性

同位体
 安定同位体は存在しない。全ての同位体が放射性同位体である。
同位体天然存在比半減期崩壊崩壊後生成物
290Lv15ミリ秒α崩壊286Fl
291Lv6.3ミリ秒α崩壊287Fl
292Lv18ミリ秒α崩壊288Fl

性質
 不明。

特徴

安全性

適用法令

危険性

有害性

環境影響

発見
 2000(平成12)年12月6日、米国立ローレンス・リバモア研究所とロシアのドブナ原子核共同研究所(JINR)の共同チームが、モスクワ郊外にある粒子加速装置で248Cmに48Caイオンを衝突させるという方法で作りだされた。
 製法は248Cm+48Ca→292Lv+4nである。
 ロシアのドブナ原子核共同研究所(JINR)は、研究所に近いモスクワ州(ロシア連邦の首都であるモスクワ市とは違う)にちなみmoscoviumを元素名として提案していたらしいが、米国立ローレンス・リバモア研究所もlivermorium(リバモリウム)を提案した。
 2011(平成23)年12月にIUPACが元素の存在を認め、元素名の案としてlivermorium、元素記号案Lvを発表した。意見を求めた後、2012(平成24)年5月30日に正式決定した。
 和名は、日本化学会命名法専門委員会により、リバモリウムと決められ、2012(平成24)年6月22日に発表された。

主な化合物
 不明。

前後の元素
 
 115 モスコビウム ‐ 116 リバモリウム ‐ 117 テネシン

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