催畸形性
読み:さい-きけいせい
外語:Teratogenicity

 胎児に畸形を起こさせる性質。このような性質を持ったものを、催畸形性のある物質という。
 サリドマイドによる畸形児事件は今もなお有名であるが、身近な物質でも過剰摂取により畸形を誘発する可能性はある。
 例えばビタミンAビタミンKなどは、不必要な過剰摂取による催畸形性の可能性が指摘されており、ビタミン剤などの気軽な大量摂取は逆に有害であることを示している。
 なお、"畸" の字が常用漢字から漏れたため、"催奇形性" とも書かれる。

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