免疫学的検査
読み:めんえきがくえてきけんさ

 日本で実施されている検体検査の一つ。
目次

概要
 末梢血液、髄液、尿糞便などを採取し、免疫学的な見地から感染症の検査するもの。
 免疫に関する疾患が疑われる場合に実施される。
 血液型検査なども、単独で実施する場合はこのカテゴリーとなる。

検査

項目
 令和4年 医科診療報酬において、以下が存在する(Dxxxは検査料の分類)。

検査費用
 令和4年 医科診療報酬において次の通り。
 なお、各検査ごとに、1回の採取で複数の検査を実施する場合の点数が別途設定されていることがある。以下は一例。

検査項目
 以下は、令和4年 医科診療報酬における診療報酬点数表を基に、情報を書き加えている。点数等は原則として2年ごとに改定される。

D011 免疫血液学的検査

D012 感染症免疫学的検査
 かつては抗トリコスポロン・アサヒ抗体の900点程度が最高額であったが、現在は抗アデノ随伴ウイルス9型(AAV9)抗体が桁違いの最高額となっている。そしてこの検査は判断料として別途、免疫学的検査判断料144点が加算される(幾つかの例外条件はある)。

D013 肝炎ウイルス関連検査
 HA/HB/HCはそれぞれA型/B型/C型肝炎を表わす。

D014 自己抗体検査

D015 血漿蛋白免疫学的検査

D016 細胞機能検査

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