高規格幹線道路
読み:こうきかくかんせんどうろ
自動車専用道路の一つ。
概要
高速道路の根拠法による分類の一つである。日本の高速道路は、大きく次のように分類される。
- 高規格幹線道路
- 高速自動車国道に並行する一般国道の自動車専用道路 (A'路線)
- その他の高速道路
このうち、A路線やB路線とされるのが、高規格幹線道路である。
特徴
分類
高規格幹線道路には、次のようなものがある。
高速自動車国道になれば、概ね片側2車線以上になり、料金も全国プールでそれなりに安い。
しかし反対運動などに晒されると仕方なく国道バイパス等として作ることになり、こうなると片側1車線になり、かつ個別採算制となり通行料金も高額になりがちである。
高規格幹線道路の一般国道
この道路は、1987(昭和62)年6月30日閣議決定された「第四次全国総合開発計画」による。根拠は国土開発幹線自動車道だが、これらは高速自動車国道ではなく単なる国道バイパスになってしまったため、B路線とされる。
閣議決定の同日に建設事務次官通達「新たに高規格幹線道路網を構成する路線について」が出された。
以下は、この路線のうち、B路線とされた路線名と、実際の営業路線名(通達には無い)とを照らし合わせ、現状に即して編集したものである。未開通区間や構想路線も含み、それらは仮称である。対応する国幹道名は不明瞭であるため、略した。
- 日高自動車道(国道235号)
- 苫東道路
- 厚真門別道路
- 門別厚賀道路
- 厚賀静内道路
- 深川留萌自動車道(国道233号)
- 旭川紋別自動車道(国道450号)
- 旭川愛別道路
- 愛別上川道路
- 上川上越道路
- 上越白滝道路
- 白滝丸瀬布道路
- 丸瀬布遠軽道路
- 帯広広尾自動車道(国道236号)
- 帯広川西道路
- 川西中札内道路
- 中札内大樹道路
- 大樹広尾道路
- 函館江差自動車道(国道228号)
- 津軽自動車道(国道101号)
- 三陸縦貫自動車道(国道45号)
- 八戸久慈自動車道(国道45号)
- 首都圏中央連絡自動車道(国道468号)
- 中部縦貫自動車道(国道158号)
- 能越自動車道(国道470号)
- 伊豆縦貫自動車道(国道1号、国道136号、国道414号)
- 三遠南信自動車道(国道474号)
- 飯喬道路
- 小川路峠道路
- 南信濃道路
- 青崩峠道路
- 水窪道路
- 水窪佐久間道路
- 佐久間道路
- 三遠道路
- 東海環状自動車道(国道475号)
- 京奈和自動車道(国道24号)
- 西神自動車道(国道28号)
- 京都縦貫自動車道(国道478号)
- 北近畿豊岡自動車道(国道483号)
- 春日和田山道路I
- 遠阪トンネル有料道路
- 春日和田山道路II
- 和田山八鹿道路
- 八鹿日高道路
- 日高豊岡南道路
- 尾道福山自動車道(国道2号)
- 東広島呉自動車道(国道375号)
- 今治小松自動車道(国道196号)
- 高知東部自動車道(国道55号)
- 西九州自動車道(国道497号)
- 今宿道路(福岡前原道路)
- 唐津道路
- 唐津伊万里道路
- 伊万里道路
- 伊万里松浦道路
- 佐々佐世保道路
- 佐世保道路
- 武雄佐世保道路
- 南九州西回り自動車道(国道3号)
- 八代日奈久道路
- 日奈久芦北道路
- 芦北出水道路
- 出水阿久根道路
- 川内阿久根道路
- 川内隈之城道路
- 川内道路
- 鹿児島道路
- 那覇空港自動車道(国道506号)
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