中央通り (新橋〜上野)
読み:ちゅうおうどおり
外語:central street

 新橋〜上野を秋葉原経由で南北に結ぶ大通りのこと。銀座周辺は銀座通りとも呼ばれる。
目次

情報

起点・終点
 起点・終点は、決められていない。

設計諸元

規制等

法定路線名
 国道の重複区間については、優先度の最も高いもののみを記す。

状況
 国道15号の新橋交差点から東京側が中央通りと呼ばれる。逆に横浜側は第一京浜である。
 

歩行者天国の中止
 かつての秋葉原のメインストリートである。電気街と言えばこの中央通りのことで、常に買い物客でごった返していた。日曜と祝日は、正午から夕方まで歩行者天国となり、秋葉原の景気を下支えした。
 しかし2008(平成20)年6月8日、神田明神通りとの交差点で「秋葉原通り魔事件」が発生、7人が死亡、10人が負傷した。事件の現場が歩行者天国だったこともあり、これ以降、安全上の理由と称し、歩行者天国は中止された。だがこの中止理由は建前で、実際には、単に役人が責任を取りたくなかったためである。
 以降、中央通りは大きく様変わりすることになる。週末は狭い歩道に人が収まりきらず車道にまで溢れ、余計に危険な状況となった。また客足も徐々に中央通りから遠のき、秋葉原のメインストリートは、秋葉原駅の中央改札口とヨドバシカメラに挟まれる通りの補助319号線(補助線街路第319号線)国道4号昭和通りへとシフトした。
 以前なら中央通り界隈に落とされていた売上はヨドバシカメラへと吸い込まれることになり、また、以前はマイナーな通りで人通りも少なかった昭和通り界隈も賑やかになるなど、東側の店には恵みの雨にもなっていた。

歩行者天国の再開
 事件後、商店街、電気街関係者、住民らが協議をする「検討会」が設置された。歩行者天国の再開に向け、以前より問題となっていた路上での過激なパフォーマンスなどを禁止する「秋葉原協定」と称される協定が締結された。メイド喫茶など約35店舗が加盟する「万世橋メイド系店舗連絡協議会」も参加し、歩行者天国でのチラシ配りの禁止を徹底するとした。
 電気街からの熱望も実り、ついに2011(平成23)年1月23日、2011(平成23)年6月26日までの期間限定ではあるが試験的に歩行者天国は再開された。
 しかし先の協議の結果、何かあったときの責任を取りたくないことが丸見えの「禁止事項」山盛りポスターが貼られたために、大きな議論を呼んだ。
 再開初日は、170人態勢(地元町会や電気街などから130人、警視庁から40人)での巡回警備を実施、また事件現場でもある神田明神通りの交差点付近には「移動防犯カメラ車」が配備され、歩行者を厳重に監視するなど、物々しい雰囲気となった。

特徴

接続する主な道路

沿道施設、観光地等

道の駅
 道の駅はない。

主な橋

主なトンネル
 トンネルはない。

主な峠
 はない。

並行する鉄道
 全区間について、道路下を銀座線が走っている。

接続する駅

経由する自治体
東京都
港区中央区千代田区台東区

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