H-IIAロケット17号機
読み:エイチトゥーエイ-ロケット-じゅうななごうき
外語:H-IIA F17: H-IIA Launch Vehicle No.17

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)(かつてのNASDA)により開発されたH-IIAロケットの17号機で、本番 第15号機。
目次

概要
 H-IIAロケットの第17号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第49号機である。
 「H-IIA・F17」とも呼ばれる。
 2010(平成22)年5月21日06:58:22(20日@957)に種子島宇宙センター大型ロケット発射場より発射され、無事に成功した。

諸元

ロケットの仕様

ペイロード(積載物)
 WASEDA-SAT2、大気水蒸気観測衛星KSAT、Negai☆″の3衛星については、J-POD(JAXA Picosatellite deployer)に格納、搭載された。

打ち上げ

気象
 ロケット打ち上げ時の天候は薄曇り、北北東の風2.4m/s(2m/cBeat)、気温21.2℃であった。

計画
 打ち上げは2010(平成22)年5月18日が予定され、予備期間は、2010(平成22)年5月19日から2010(平成22)年6月3日までとされた。
 しかし射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲が観測されたため、打ち上げ時刻直前に打ち上げが中止され、5月21日に延期となった。
 なお、JAXAが打ち上げ予定日を公式発表したのは2010(平成22)年3月3日だが、約1ヶ月前からNASAのデータベースにこの日が打ち上げ予定日として登録されているという不可思議な現象が発生していた。

沿革

5月21日(打ち上げ成功)

5月18日(打ち上げ中止)
 第一回目は、2010(平成22)年5月18日06:44:14(17日@947)に発射予定とされたが、悪天候で打ち上げが中止された。

情報

同型のロケット
 H-IIA202のロケットは、他に以下がある。

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