みちびき
読み:みちびき
外語:MICHIBIKI
準天頂衛星システムで使われる測位衛星の1号機(初号機)。
情報
基本情報
沿革
- 2010(平成22)年6月23日: 打ち上げ延期を発表
- 2010(平成22)年9月11日: 打ち上げ成功
特徴
機能
国産の、GPSを補完するための人工衛星である。
「みちびき」自体はGPS衛星ではない。GPS衛星は「アメリカのGPS(Global Positioning System)を構成する衛星」を意味するが、「みちびき」はGPSを補完する衛星である。また、周回範囲も日本中心の経度帯であることから、少なくとも「Global」ではない。
予定の3機が揃えば常に日本のほぼ真上に1機以上の人工衛星があり、既存のGPSとの併用により、測位は誤差20cm程度にまで精度が高まるとされる。政府の宇宙開発戦略本部は、2011(平成23)年7月をめどに、追加3基を打ち上げ、計4基で運用する計画を決定する見通しとしている。
延期
リアクションホイール(海外メーカー製)に懸念事項が確認され部品交換が必要となったとし、打ち上げの延期が2010(平成22)年6月23日に発表された。
2010(平成22)年8月4日、新たな打ち上げ予定日として2010(平成22)年9月11日が発表されている。
打ち上げの予定時間帯は、2010(平成22)年9月11日20:17(@511)〜2010(平成22)年9月11日21:16(@552)で、予備期間は2010(平成22)年9月12日〜2010(平成22)年9月30日とされ、実際の打ち上げは延期もなく、無事に成功した。
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