いぶき
読み:いぶき
外語:IBUKI

 日本の温室効果ガス観測技術衛星。2009(平成21)年1月23日に打ち上げられた。
目次

衛星の情報

基本情報

沿革

軌道情報
 NORAD(北米防空司令部)によると、2行軌道要素は次の通りである。
 GOSAT
 1 33492U 09002A 09032.82621438 -.00002875 00000-0 -50582-3 0 303
 2 33492 98.0358 144.3070 0001943 173.6269 186.4868 14.66924659 1415

特徴

開発
 JAXAと、独立行政法人 国立環境研究所、環境省による、温室効果ガス観測技術衛星である。温室効果ガス観測センサーを搭載し、主に二酸化炭素の観測を行なう計画。
 定常観測を主体とする衛星としては世界初となるものである。
 当初は2007(平成19)年頃の打ち上げが予定されていたが、遅延した。
 なお、開発に要した費用は183億円と発表されている。

名前
 愛称の「いぶき」は公募による。2008(平成20)年7月10日〜2007(平成19)年9月10日まで募集された。
 これは打ち上げ前の2008(平成20)年10月15日に発表された。応募総数12,683件、有効応募総数11,719件、愛称点数3,789点で、このうち「いぶき」は630件を占めたとされる。
 選定理由は、「地球の息づかい、息吹である二酸化炭素を観測する衛星」という意味合いは、GOSATのミッション内容を正確に表現しているため、としている。

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