乳糖
読み:にゅうとう
外語:lactose
糖
の一つ。
二糖類
。英名は「ラクトース」。哺乳動物の乳に(もちろん
人間
の
母乳
にも)存在する。
目次
概要
基本情報
無水
1水和物
誘導体、関連物質の例
性質
乳糖不耐症
概要
基本情報
無水
分子式: C
12
H
22
O
11
分子量
: 342.30
比重
: (該当資料なし)
融点
: (該当資料なし)
沸点
: (該当資料なし)
CAS番号
: 63-42-3
ICSC番号: (登録なし)
外観: (該当資料なし)
溶解性: (該当資料なし)
1水和物
分子式: C
12
H
22
O
11
・H
2
O
分子量
: 360.32
比重
: (該当資料なし)
融点
: (該当資料なし)
沸点
: (該当資料なし)
CAS番号
: 64044-51-5
ICSC番号: (登録なし)
誘導体、関連物質の例
葡萄糖
ガラクトース
性質
乳糖は
葡萄糖
(
グルコース
)1分子と
ガラクトース
1分子が結合したもの。
消化管内で
ラクターゼ
(
酵素
)によって
加水分解
され、吸収される。
また、腸内では腸内
乳酸菌
の栄養となり、
驢ア酵
され
乳酸
となる。
甘味
は
砂糖
の16%程度で、カロリーは同等。
乳糖不耐症
乳糖分解酵素ラクターゼの欠乏により乳糖の消化が出来ない症状のこと。このような人が牛乳などを摂ると、
下痢
や腹痛を起こす。
子供の頃は病気でなければ誰でも持っているので、人間の赤ん坊も母乳で育つことができる。しかし、白人を除く多くの人種(ネイティブアメリカン、黄色人種、黒人など)は成長に伴い母乳が不要な歳になると、この酵素が作られなくなり、もって乳糖不耐症となる。
日本人も、9割の人は乳糖不耐症である。
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