ホルモン
読み:ホルモン
外語:hormone
内分泌腺で作られる、生物の成長や働きを調節する物質のこと。
概要
ホルモンは微量でも有効な物質で、アミノ酸やペプチド、糖蛋白質、ステロイドなどがある。
分泌されたホルモンは遠く離れた目的器官へ循環系を用いて届き、分化や成長、発達、分泌などを制御する。
主なホルモン
主としてABC順、50音順。
- 視床下部
- オレキシン(ORX)
- 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)
- 性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)
- 成長ホルモン放出ホルモン(GHRH)
- ソマトスタチン
- ドーパミン
- 副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)
- メラニン凝集ホルモン(MCH)
- メラニン細胞刺激ホルモン放出ホルモン(MRH)
- メラニン細胞刺激ホルモン放出抑制ホルモン(MIH)
- 脳下垂体
- 前葉
- 黄体刺激ホルモン(プロラクチン)(PRL)
- 甲状腺刺激ホルモン(TSH)
- プロオピオメラノコルチン(POMC)
- エンドルフィン
- 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)
- リポトロピン(脂肪動員ホルモン)
- 性腺刺激ホルモン
- 黄体形成ホルモン(LH)
- 卵胞刺激ホルモン(FSH)
- 成長ホルモン(GH)
- 中葉
- プロオピオメラノコルチン(POMC)
- メラニン細胞刺激ホルモン(インテルメジン)(MSH)
- 後葉
- 松果体
- 甲状腺
- 甲状腺ホルモン(TH)
- カルシトニン
- トリヨードサイロニン (T3)
- サイロキシン/チロキシン (T4)
- 副甲状腺
- 腎臓
- 副腎
- 膵臓
- 生殖腺
- 精巣
- インヒビン
- テストステロン
- (その他、副腎皮質で作られる性ホルモンと同様のもの)
- 卵巣
- アクチビン
- 抗ミューラー管ホルモン(AMH)
- リラキシン
- (その他、副腎皮質で作られる性ホルモンと同様のもの)
ホルモン焼き
なお、「ホルモン焼き」などというときのホルモンは意味が全く違い、牛や豚などの臓物のことをいう。
これは、放るもん(捨ててもいいようなもの)→ホルモン、と派生したといわれていて、名前の発案は大阪の北極星を創業した北橋茂男であるとされる。
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