ドーパミン
読み:ドーパミン
外語:Dopamine
生物
の情報伝達物質の一つ。
モノアミン神経伝達物質
に属する
神経伝達物質
の一つで、アミン類
カテコールアミン
に属する。名前を伸ばさずドパミンと呼ぶこともある。
目次
概要
ドーパミン
臭化水素酸塩
塩酸塩
誘導体、関連物質の例
性質
特徴
概要
ドーパミン
組成式: C
8
H
11
NO
2
分子量
: 153.20
比重
: (該当資料なし)
融点
: (該当資料なし)
沸点
: (該当資料なし)
CAS番号
: 51-61-6
ICSC番号: (登録なし)
官報公示整理番号(化審法番号): (登録なし)
化学名:
4-(Aminoethyl)pyrocatechol
3,4-Dihydroxyphenethylamine
外観: (未確認)
溶解性: (未確認)
臭化水素酸塩
組成式: C
8
H
11
NO
2
・HBr
分子量
: 234.12
比重
: (該当資料なし)
融点
: 210℃〜214℃
沸点
: (該当資料なし)
CAS番号
: 645-31-8
ICSC番号: (登録なし)
官報公示整理番号(化審法番号): (登録なし)
化学名:
3,4-Dihydroxyphenethylamine Hydrobromide
外観: (未確認)
溶解性: (未確認)
塩酸塩
組成式: C
8
H
11
NO
2
・HCl
分子量
: 189.64
比重
: (該当資料なし)
融点
: 241℃〜243℃
沸点
: (該当資料なし)
CAS番号
: 62-31-7
ICSC番号: (登録なし)
官報公示整理番号(化審法番号): (3)-2870 (塩酸塩)
化学名:
4-(2-Aminoethyl)-1,2-benzenediol Hydrochloride
外観: (未確認)
溶解性: (未確認)
誘導体、関連物質の例
ドーパミン塩酸塩 (62-31-7)
ドーパミン臭化水素酸塩 (645-31-8)
アドレナリン
(51-43-4)
ノルアドレナリン
(51-41-2、138-65-8)
性質
ヒトでは、
中脳
の
黒質
から分泌され
中枢神経
系に存在する
神経伝達物質
であり、
アドレナリン
、
ノルアドレナリン
の前駆体でもある。
ドーパミンは、変化後の物質の機能も含めると、運動機能の調整、ホルモン調整のほか、感情(快楽、意欲)や学習などに機能する。
これが分泌されれば、頭脳明晰で頭が冴えるようになるため、幸福の原因物質、脳内麻薬とも呼ばれる。分泌不足が良くないのはもちろんだが、過剰分泌も逆に良くない。
毒薬および劇薬指定。
特徴
過剰時、例えば
中脳
‐辺縁系でドーパミン機能の過剰亢進が起こると
統合失調症
(精神分裂病)によく見られる
幻覚
や妄想を発生させる。
不足時、例えば
黒質
‐
線条体
で減少すると、手の震えや運動障害などを生じる
パーキンソン病
となる。
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