テストステロン
読み:テストステロン
外語:testosterone

 ステロイドの一つで、アンドロゲン(男性ホルモン)の一つ。精巣(睾丸)で作られる。
目次

情報

基本情報
 

誘導体、関連物質の例

特徴

ホルモン
 男性ホルモンであり、性交ないしオナニーによる性欲の高まりにより血中濃度は上昇し、射精時点を最大として、射精後は減少する。
 年齢と共に減少するが、減少は自律神経に支障を来し男性更年期障害を引き起こす。
 このホルモンには筋肉や骨格を増強させたり、声を低くするなどの作用があるとされる。
 女性でも男性の数パーセント程度だが分泌されており、陰毛の発達などに関与しているとされる。
 副作用として、心臓発作を含む心疾患を招く可能性が指摘されている。

脱毛
 よく、オナニーによって脱毛するなどと言われるが、オナニーにより増えるテストステロン自体は、脱毛などの作用はない。
 テストステロンが代謝されるとジヒドロテストステロン(DHT)が生じ、これは薄毛や精力減退などの副作用があるとされている。
 テストステロンからジヒドロテストステロンへは、5αリダクターゼなどと呼ばれる酵素によって変換されるが、一説によると亜鉛(Zn)を摂取することでこの酵素の働きを弱めることができるとされる。

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