ダームスタチウム - 通信用語の基礎知識

ダームスタチウム
読み：ダームスタチウム
外語：Ds: Darmstadtium

　金属元素の一つ。超重元素の一つ。仮名ウンウンニリウム(Uun)。

情報

基本情報

一般情報
原子情報
物理特性

同位体

性質
特徴

安全性

適用法令
危険性
有害性
環境影響

発見
主な化合物
前後の元素

情報

基本情報

一般情報

元素記号: Ds
原子番号: 110
周期: 7
族: 10族(VIII族、VIIIB族)
分類: 遷移金属元素

原子情報

原子量: [271]
電子配置:
- 1s²、2s²、2p⁶、3s²、3p⁶、3d¹⁰、4s²、4p⁶、4d¹⁰、4f¹⁴、5s²、5p⁶、5d¹⁰、5f¹⁴、6s²、6p⁶、6d⁹、7s¹
- [Rn]5f¹⁴、6d⁹、7s¹
電子殻: 2、8、18、32、32、17、1
原子価: 不明
酸化数: 不明

物理特性

相: 固体
融点: (該当資料なし)
沸点: (該当資料なし)
密度: (該当資料なし)
比重: (該当資料なし)
CAS番号: 54083-77-1
ICSC番号: (登録なし)
水への溶解性: 溶けない

同位体
　質量数は、267から281までが確認されており、その中に核異性体も存在する。
　安定同位体は存在しない。全ての同位体が放射性同位体である。
　崩壊の種類については一例。これとは異なる崩壊をすることもある。全体的に情報の信憑性に難があるため注意。

同位体核種	天然存在比	半減期	崩壊	崩壊後生成物
²⁶⁷Ds	‐
²⁶⁸Ds	(未発見)
²⁶⁹Ds	‐	179μ秒	α崩壊	²⁶⁵Hs
²⁷⁰Ds	‐		α崩壊	²⁶⁶Hs
²⁷¹Ds	‐		α崩壊	²⁶⁷Hs
²⁷²Ds	‐	1秒	自発核分裂(SF)
²⁷³Ds	‐		α崩壊	²⁶⁹Hs
²⁷⁴Ds	(未発見)
²⁷⁵Ds	(未発見)
²⁷⁶Ds	(未発見)
²⁷⁷Ds	(未発見)
²⁷⁸Ds	‐	10秒	自発核分裂(SF)
²⁷⁸Ds	‐	10秒	α崩壊	²⁷⁴Hs
²⁷⁹Ds	‐		自発核分裂(SF)
²⁷⁹Ds	‐		α崩壊	²⁷⁵Hs
²⁸⁰Ds	(未発見)
²⁸¹Ds	‐	9.6秒	自発核分裂(SF)
²⁸¹Ds	‐	9.6秒	α崩壊	²⁷⁷Hs

性質
　不明。

特徴

安全性

適用法令

放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律
- 放射性同位元素
試験研究の用に供する原子炉等の設置、運転等に関する規則等の規定に基づき、線量限度等を定める告示

危険性

引火点: (該当資料なし)
発火点: (該当資料なし)
爆発限界: (該当資料なし)

有害性

刺激
- 腐食性: (該当資料なし)
- 刺激性: (該当資料なし)
- 感作性: (該当資料なし)
毒性
- 急性毒性: (該当資料なし)
- 慢性毒性: (該当資料なし)
- がん原性: (該当資料なし)
- 変異原性: (該当資料なし)
- 生殖毒性: (該当資料なし)
- 催畸形性: (該当資料なし)
- 神経毒性: (該当資料なし)

環境影響

分解性: (該当資料なし)
蓄積性: (該当資料なし)
魚毒性: (該当資料なし)

発見
　1994(平成6)年11月9日、ドイツのヘッセン州ダルムシュタットでの重イオン科学研究所(GSI)の加速器で、²⁰⁸Pbに⁶²Niイオンや⁶⁴Niイオンを衝突させるという方法で作りだされた。製法は²⁰⁸Pb+⁶²Ni→²⁶⁹Ds+¹nまたは²⁰⁸Pb+⁶⁴Ni→²⁷¹Ds+¹nである。
　ダルムスタチウムの名は、原子を発見した重イオン科学研究所(GSI)のあるダルムシュタット市にちなんで命名された。

主な化合物
　不明。

前後の元素
　
　109 マイトネリウム ‐ 110 ダームスタチウム ‐ 111 レントゲニウム

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