奈良線 (JR)
読み:ならせん
外語:Nara line
京都駅と奈良駅を結ぶ
JR西日本
の運転系統呼称の一つ。
目次
概要
情報
起点・終点
路線
所属
特徴
沿革
特色
愛称
ライバル
接続する主な路線
経由する自治体
列車の情報
主な車両
かつての車両
概要
総延長: 41.7km
軌間
: 1067mm軌道(JR在来線の
狭軌
)
駅数: 21駅(起点、終点の駅を含む)
単線複線:
単線
・
複線
混在
京都駅〜JR藤森駅 ‐ 複線
JR藤森駅〜宇治駅 ‐ 単線
宇治駅〜新田駅 ‐ 複線
新田駅〜木津駅 ‐ 単線
木津駅〜奈良駅 ‐ 複線
電化区間: 全線
電化
、
架空電車線方式
・
直流電化
1500V
閉塞方式
:
自動閉塞方式
保安装置:
ATS-P
、
ATS-SW
運転速度: (未確認)
所要時間: 奈良駅〜京都駅 ‐ 約53分
情報
起点・終点
路線としては奈良→京都であるが、系統としては京都駅が起点で、京都方面が上りである。
起点: 京都駅 (京都府
京都市
下京区)
終点: 奈良駅 (奈良県奈良市三条本町)
路線
奈良線
(京都駅〜木津駅)
関西本線
(木津駅〜奈良駅)
所属
JR西日本
: 京都駅〜奈良駅
京都支社: 京都駅〜木津駅
大阪支社: 木津駅〜奈良駅
特徴
沿革
1879(明治12)年: 官営鉄道(明治政府直営鉄道)として、京都駅 ‐ 稲荷駅 ‐ 大谷駅が開業
1895(明治28)年: 奈良鉄道の京都駅 ‐ 伏見駅 ‐ 桃山駅が開業
1896(明治29)年: 奈良鉄道の桃山駅 ‐ 玉水駅 ‐ 木津駅 ‐ 奈良駅が断続的に開業
1897(明治30)年: 奈良鉄道の京都駅を七条駅に改称
1905(明治38)年: 奈良鉄道の路線を関西鉄道に譲渡
1907(明治40)年: 関西鉄道国有化
1908(明治41)年: 七条駅が再び京都駅に改称
1909(明治42)年10月12日: 国有鉄道線路名称制定。奈良〜木津は関西本線の一部、木津〜京都は奈良線となる
1921(大正10)年: 京都駅 ‐ 伏見駅 ‐ 桃山駅ルートを廃止、ルートの変更 京都駅 ‐ 稲荷駅は当時の東海道本線を編入、稲荷駅 ‐ 桃山駅に新線を建設した
1955(昭和30)年7月15日: 山城多賀駅開業
1910(明治43)年4月15日: 東福寺駅開業 (京阪電気鉄道の路線開業に伴う)
1958(昭和33)年7月11日: 城陽駅開業
1961(昭和36)年4月21日: 黄檗駅開業
1985(昭和60)年12月1日: 平城山駅開業
1987(昭和62)年4月1日:
国鉄分割民営化
に伴い所轄がJR西日本に変更
1997(平成9)年3月8日: JR藤森駅開業
2003(平成15)年11月1日:
ICOCA
導入
特色
全区間が
大都市近郊区間
(大阪近郊区間)である。
愛称
愛称は特にない。
アーバンネットワーク
では、地域名などを用いた愛称設定が行なわれている(例えば東海道本線・山陽本線の
JR京都線
、
JR神戸線
)が、奈良線には特に設定されなかった。但し、奈良線という名前自体が、既に歴史や地域色のある名前ではある。
かつては貨物も走っていたが、既に廃止されている。
ライバル
JR奈良線は、全区間において
近鉄京都線
と競合している。
対する近鉄京都線は準急、急行、特急などを設定して高速化を図っており、JRも対抗して複線化、快速の設定などを実施し高速化に努めてきた。
しかし現時点でも、速度、運賃、共に近鉄に完敗状態である。
接続する主な路線
JRのアーバンネットワーク内の駅については、愛称を併記。
なお、十分乗り換え可能だが運賃上は乗り継ぎ扱いにならないものも含んでいる。
京都駅
JR東海道新幹線
JR東海道本線
(
JR京都線
、
琵琶湖線
、JR湖西線)
JR山陰本線 (
嵯峨野線
)
近鉄京都線
)
京都市営地下鉄烏丸線
(K11)
東福寺駅
京阪本線
稲荷駅
JR藤森駅
桃山駅
六地蔵駅
京都市営地下鉄東西線
(T01)
京阪電気鉄道
宇治線
木幡駅
黄檗駅
京阪電気鉄道宇治線
宇治駅
京阪電気鉄道宇治線 (徒歩約17分)
JR小倉駅
新田駅
近鉄京都線
(大久保駅) (徒歩約11分)
城陽駅
長池駅
山城青谷駅
山城多賀駅
玉水駅
棚倉駅
上狛駅
木津駅
JR関西線(
大和路線
)
JR片町線
(
学研都市線
)
平城山駅
奈良駅
JR関西線(
大和路線
)
JR桜井線(万葉まほろば線)
近鉄奈良線
(近鉄奈良駅) (徒歩約10分)
経由する自治体
京都府
京都市
‐ 宇治市 ‐ 城陽市 ‐ 綴喜郡井手町 ‐ 木津川市
奈良県
奈良市
列車の情報
主な車両
103系
221系
かつての車両
105系
113系
117系
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