北陸新幹線 (路線名)
読み:ほくりくしんかんせん
外語:Hokuriku Shinkansen

 高崎〜富山〜大阪を結ぶ、JRの鉄道路線(フル規格新幹線)で、整備新幹線の路線の一つ。
 旧国鉄の本線制度で考えれば、信越本線の別線増設という形となる。
目次

概要

仕様
 以下は、現在の開業区間である高崎〜金沢について。

起点・終点

所属

状況

沿革

建設
 全国新幹線鉄道網整備計画の一環として建設され、1997(平成9)年に高崎〜長野間「長野新幹線」の名で開業した。
 高崎〜富山〜大阪を結ぶ大規模な計画で、現在は長野〜上越、糸魚川〜魚津、富山〜金沢が建設工事中である。
 しかし、工事費をどう工面するのかという整備新幹線共通の問題があり、完成はいつになるかわからない。また、大阪側のルートについてJR東海JR西日本の間で意見の食い違いがあり、これも難問となっている。
 高崎〜長野間は、長野冬季オリンピックに合わせる形で先行開通となったが、今までのフル規格路線のような全線立体交差ではなく、踏切こそ無いが地上を走る区間もあり、フル規格ではこれ以上建設費は切り詰められないであろう造りとなっている。

第三セクター
 建設に伴い、在来線は次のように第三セクター鉄道となる。

我田引鉄
 例によって我田引鉄が横行した。
 高崎から長野へも、佐久平経由と西に大きく回り、その後、飯山、上越と大きく東回りになる。
 その後日本海側を通り敦賀までは決まっているが、ここからどうやって新大阪へ結ぶかで、再び我田引鉄が激化した。概ね、次の3ルートが想定されているらしい。
 いずれもメリットとデメリットがある。

電化
 最初の新幹線である東海道新幹線は、60Hz区間と50Hz区間をまたがるが、50Hz→60Hzの変換設備を地上に設けることで、全線60Hzで電化されている。
 一方、北陸新幹線は地上設備の低コスト化を図るため、専用の車両E2系を用意し、車両側で50/60Hz両対応とした。
 周波数が変化する、軽井沢〜佐久平、上越妙高駅〜糸魚川、糸魚川駅〜黒部宇奈月温泉駅のそれぞれに、デッドセクションが存在する。

情報

運転系統の情報

駅などの一覧

接続する主な路線
 ここでは、現在の開業区間のうち、かつての本線制度を前提とした接続状況を記している。
 現行の運転系統で駅ごとの接続状況は、北陸新幹線の項を参照のこと。

主な橋
 以下は、高崎〜長野について。長野〜金沢は調査中。

主なトンネル
 以下は、高崎〜長野について。長野〜金沢は調査中。

群馬県

長野県

主な峠
 以下は、高崎〜長野について。長野〜金沢は調査中。

経由する自治体
 以下は、高崎〜長野について。長野〜金沢は調査中。
群馬県
高崎市 ‐ 安中市
長野県
北佐久郡軽井沢町 ‐ 御代田町 ‐ 佐久市 ‐ 東御市 ‐ 上田市 ‐ 埴科郡坂城町 ‐ 千曲市 ‐ 長野市

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