川崎市と立川市を南北に結ぶJR東日本の運転系統の一つ。
- 南武線 (川崎〜立川)
- 南武線 (尻手〜浜川崎(浜川崎線))
昭和の時代
南武線には、昭和の時代には快速が走っていた。
川崎〜登戸間で、10時台から15時台に毎時1往復、1日計6往復で、途中停車駅は武蔵小杉と武蔵溝ノ口だけだった。
これは1969(昭和44)年12月15日に運転開始されたが、当時の南武線(中原電車区)の車両は全て旧型だったため、中央線(武蔵小金井電車区)よりオレンジの101系を借りて運転していた。1972(昭和47)年に黄色の101系が中原電車区に転入し、以降はこれが使われるようになった。
しかし登戸で各停に接続しないために、登戸以遠に行く時は次の各停に乗っても結局同じとなってしまうため地元の評判が悪く、結局1978(昭和53)年10月2日を最後に廃止されてしまった。
平成の時代
快速が2011(平成23)年4月9日に復活した。当初は3月12日に運行開始が予定されていたが、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に伴う電力事情悪化の影響から、快速運転を見合わせていた。
デイタイムのみの運行で、停車駅は、鹿島田、武蔵小杉、武蔵中原、武蔵新城、武蔵溝ノ口、登戸、そして登戸から先の各駅である。
昭和の頃の快速と比較すると停車駅は大幅に増えているが、登戸から先まで走る分、サービスは良くなっている。
本線は6両編成、支線は2両編成である。
本線の205系や209系は、4M2Tという強力編成である。205系や209系はユニット方式を採用しているので2両単位でしかM車を入れられないが、2M4Tではパワー不足なので4M2Tとし、ソフトウェアによる制御で出力を弱めている。
おおくぼ良太の目蒲線物語によれば赤羽線の後の姿。
本線
- 川崎駅 [快]
- 尻手駅
- 矢向駅
- 鹿島田駅 [快]
- 平間駅
- 向河原駅
- 武蔵小杉駅 [快]
- 武蔵中原駅 [快]
- 武蔵新城駅 [快]
- 武蔵溝ノ口駅 [快]
- 津田山駅
- 久地駅
- 宿河原駅
- 登戸駅 [快]
- 中野島駅 [快]
- 稲田堤駅 [快]
- 矢野口駅 [快]
- 稲城長沼駅 [快]
- 南多摩駅 [快]
- 府中本町駅 [快]
- 分倍河原駅 [快]
- 西府駅 [快]
- 谷保駅 [快]
- 矢川駅 [快]
- 西国立駅 [快]
- 立川駅 [快]
浜川崎線(南武支線)
このほか、各種の臨時列車が走る。
関連するリンク
えきから時刻表 南武線 川崎〜立川えきから時刻表 南武線 浜川崎〜尻手用語の所属
南武線 (本線制度)
関連する用語
東日本旅客鉄道