JR東日本の運転系統呼称の一つ。
横須賀線や東海道本線から、新宿経由で大宮に至り、ここからは宇都宮線や高崎線との相互直通運転を行なうサービスである。2001(平成13)年12月に運転開始。
- 起点: 小田原、横須賀
- 経由: 大船、横浜、新宿
- 終点: 高崎、黒磯
記述順は北行きとする。
- 横須賀線 (横須賀〜大船) (横須賀発の場合)
- 東海道本線 (小田原〜大船) (小田原発の場合)
- 東海道本線(横須賀線用線路) (大船〜横浜〜新鶴見信号場)
- 東海道本線・東海道貨物線(品鶴線) (新鶴見信号場〜蛇窪信号場)
- 蛇窪線(別名 蛇窪支線、大崎支線) (蛇窪信号場〜大崎)
- 山手線・山手貨物線 (大崎〜田端)
- 東北本線・東北貨物線 (田端〜大宮)
- 高崎線 (大宮〜高崎) (高崎着の場合)
- 東北本線 (大宮〜黒磯) (黒磯着の場合)
- 2001(平成13)年12月: 運転開始
- 2013(平成25)年3月16日: ダイヤ改正で浦和駅に停車
湘南新宿ラインは、快速または特別快速として設定されている。
JRの快速や特別快速は普通列車であり、特別な料金は不要。各駅停車と同じ条件で利用できる。
但し、グリーン車に乗る場合は運賃の他に、グリーン券が必要である。
運賃については、途中で貨物線や特殊な支線を通ることから、設定が複雑になっている。
北行き列車は、小田原や横須賀を始発として、戸塚駅付近から横須賀線の線路に入り、品鶴線〜山手貨物線〜東北貨物線のルートで、大宮まで至り、ここからは旅客線に入り高崎や黒磯まで走る。
南行き列車はこの逆のルートを辿る事になる。
湘南新宿ラインの最大の特徴は、この経路にある貨物線の旅客化にある。
品川を経由しないで新宿方面へ向かえるようになった分、高速化が可能となった。
これにより横浜〜新宿は、東海道線品川乗り換え山手線利用で40分掛かっていたところを29分で結び、11分短縮された。
大船〜大宮の基本区間のみ記載。
現行
過去
現在のところはデータイム中心の運転で、テスト的なものだという噂もある。
それよりも問題は、この列車がなにをもって「湘南」なのかという点であり、高崎や黒磯あたりで見る「湘南」の文字には違和感があるとか、新宿駅で見る「小金井」の行先表示は武蔵小金井を連想させて紛らわしいなどという意見が出ている。
用語の所属
東日本旅客鉄道
横須賀線 (本線制度)
東海道本線
東北本線
品鶴線
高崎線
関連する用語
東海道線 (JR)
横須賀線・総武線(快速)
湘南電車
上野東京ライン