東京都市計画道路幹線街路環状第2号線
読み:とうきょうとしけいかくどうろ-かんせんがいろ-かんじょう-だいにごう-せん
環状第1号線
と
環状第3号線
の間にある環状路線の都市計画道路。
東京放射環状道路網
のうちの環状線の一つ。
目次
情報
起点・終点
設計諸元
規制等
法定路線名
通称
沿革
建設計画
道路の位置
環状第2号線延伸部
状況
有明〜豊洲
豊洲〜晴海
晴海
晴海〜勝鬨
勝鬨〜築地〜新橋
新橋〜秋葉原
特徴
接続する主な道路
有明
豊洲
晴海
勝鬨
本土
沿道施設、観光地等
道の駅
主な橋
主なトンネル
主な峠
並行する鉄道
経由する自治体
情報
起点・終点
起点
:
東京都
江東区
有明3丁目(
東京ビッグサイト前交差点
) (
青海有明南連絡線
)
終点
: 東京都
千代田区
神田佐久間町1丁目 (
国道4号
昭和通り)
延長: 約13,950m(うち延伸部約4.7km)
設計諸元
本土区間
構造規格: (未確認)
設計速度: (未確認)
道路幅員: 40m
車線数: (未確認)
環状第2号線延伸部
構造規格:
第四種第一級
設計速度: 60km/h(144km/hBeat)
道路幅員: 50m
車線数: 6車線
環状第2号線延伸部は、有明〜豊洲〜晴海〜勝鬨〜築地の区間である。
規制等
制限速度: 未確認
最低速度
: 設定なし
標識規制: 未確認
法定路線名
東京都市計画道路幹線街路環状第2号線
東京都道484号豊洲有明線
(起点〜豊洲)
不明 (豊洲〜晴海)
月島・晴海連絡道路
(晴海〜勝どき)
不明 (勝どき〜青果門前交差点)
東京都道50号東京市川線(
新大橋通り
、放射第31号線) (青果門前交差点〜銀座8丁目)
不明(
マッカーサー道路
) (銀座8丁目〜特許庁)
東京都道405号外濠環状線(
外堀通り
) (特許庁〜昌平橋交差点)
国道17号
(昌平橋交差点〜万世橋交差点)
佐久間河岸通り (万世橋交差点〜終点)
通称
新大橋通り
(青果門前交差点〜銀座8丁目)
マッカーサー道路
(銀座8丁目〜特許庁)
外堀通り
(特許庁〜昌平橋交差点)
佐久間河岸通り (万世橋交差点〜終点)
沿革
1921(大正10)年: 旧都市計画法により路線の原形が決定
1946(昭和21)年3月26日: 戦災復興院告示第3号により当初の計画決定
1950(昭和25)年3月2日: 建設省告示第112号で幅員100m→40mの変更
1993(平成5)年7月19日: 東京都告示第805号で起点が港区新橋→江東区有明に変更され、延長も約9,240m→約13,950mに変更
1999(平成11)年度: 環状第2号線延伸部・事業着手
2006(平成18)年3月25日16:00(@333): 有明〜豊洲まで、供用開始
2014(平成26)年3月28日15:00(@291): 新橋〜虎ノ門(マッカーサー道路) 供用開始
2015(平成27)年3月までに全面開通目標である。
建設計画
道路の位置
現在は外堀通りとして皇居の外堀に沿った路線が存在するが、実際に外堀通りなのは全区間の半分程度である。
元々は埋立地に延ばす予定はなく、本当に環状になる予定だったのだろうが、現在の計画では、名前に反し
既に環状ではない
。恐らく、予算確保上の都合だったのであろう。
環状第2号線延伸部
有明〜豊洲〜晴海〜勝鬨〜築地まで、埋め立て地を結ぶ区間である。
環状第2号線が露骨に環状線でなくなったのは、この環状第2号線延伸部が計画されたためである。
有明は、東京湾岸道路や高速湾岸線(B)が東西に走り南北が分断されている状態で、南北の交流が困難であった。この道路は、この南北を繋ぐ道路の一つとして計画された。
また、有明〜豊洲までは新交通
ゆりかもめ
の延伸区間でもある。
状況
有明〜豊洲
起点から、環状2号橋で湾岸線を渡り、有明北橋で運河を渡り豊洲に至るまでは、2006(平成18)年3月25日に供用開始された。
この区間は、上空にゆりかもめが走る。
豊洲〜晴海
晴海運河は豊洲大橋で渡る。橋の延長550m、幅員32.3m(車道10.5m×2、歩道4m×2)のこの橋は、2008(平成20)年度に完成したもようである。
ただし、当該区間の道路が2015(平成27)年3月までに全面開通目標となっており、まだ供用されていない。
晴海
晴海区間は、かつての東京国際貿易センター見本市会場、現在の清掃工場の正門付近を通る。
この付近には以前よりの現道があり、清掃工場の正門前の晴海五丁目交差点では
月島・晴海連絡道路
(補助第314号線)と交差する。
この左右の道路の大部分が環状2号線となるが、拡幅や物理的、地理的都合により、この現道と清掃工場の間に、道路建設用の土地が確保されている。
現在、既にこの間には幅数十メートルの空き地が確保されていて、橋が無事に掛かれば、後は道路を建設するだけの状態である。
晴海〜勝鬨
晴海〜勝鬨の朝潮運河は、現在は水門が存在する。この付近に、朝潮運河橋梁が架橋されるものと思われる。
勝鬨区間は一応、細い現道がある。環状第2号線として使うためには拡幅が必要だが、道路と、北側の新月島川との間のビルを立ち退かせる計画のように見受けられる。
勝鬨では途中、新島橋前の交差点(名称不明)で
清澄通り
(
環状第3号線
)と交差する。
航空写真などを見る限りでも、現道から新月島川方向への拡幅になると見受けられる。
勝鬨〜築地〜新橋
勝鬨〜築地の区間は、新たな橋で隅田川を渡り築地、そして中央区にある築地市場を突き抜ける。
その後は
新大橋通り
に接続される。
更に直進し、新橋駅の南で国道15号第一京浜と交差する。
新橋〜秋葉原
その先は新橋駅からやや南のビル群を貫き、港区虎ノ門の特許庁前で
外堀通り
に接続され道路となる。
この区間は俗に
マッカーサー道路
とも呼ばれるほど
歴史の長い
(≒一向に開通しない)道路であったが、2014(平成26)年3月28日、遂に開通した。
以降は終点まで現道が整備済みで、外堀通りとして虎ノ門、赤坂見附、四ツ谷、水道橋を経由し、昌平橋交差点〜万世橋交差点までは国道17号、その後は無名の都市計画道路として
秋葉原駅
の南を東進し、終点の神田佐久間町1丁目の秋葉原交差点で国道4号昭和通りに接続する。
特徴
接続する主な道路
有明
青海有明南連絡線
(起点・
東京ビッグサイト前交差点
)
国道357号
東京湾岸道路
(東京ビッグサイト入口交差点)
豊洲
豊洲・有明連絡道路
(市場駅前)
晴海
月島・晴海連絡道路
(補助第314号線) (晴海五丁目交差点)
勝鬨
清澄通り
(
環状第3号線
) (勝どき6丁目)
本土
東京都道50号東京市川線(
新大橋通り
、放射第31号線) (青果門前交差点)
東京都道316号日本橋芝浦大森線(海岸通り、放射第18号線) (銀座8丁目)
国道15号
第一京浜
(新橋4丁目)
東京都道405号外濠環状線(
外堀通り
) (特許庁前)
東京都道412号霞ヶ関渋谷線(六本木通り) (溜池交差点)
中央官衙二五五号線 (溜池山王駅)
東京都道413号赤坂杉並線
(山王下交差点)
国道246号
青山通り (赤坂見附交差点)
東京都道414号四谷角筈線 (新宿区四谷1丁目)
国道20号
新宿通り (四谷見附交差点)
東京都道302号新宿両国線
(
靖国通り
) (市谷八幡町交差点〜市谷見附交差点)
東京都道25号飯田橋石神井新座線(大久保通り) (飯田橋交差点)
東京都道8号千代田練馬田無線(
目白通り
) (飯田橋交差点)
東京都道301号白山祝田田町線
(
白山通り
) (水道橋交差点)
国道17号
(昌平橋交差点〜万世橋交差点)
東京都道437号秋葉原雑司ヶ谷線(
中央通り
) (万世橋交差点)
補助319号線(補助線街路第319号線)
(神田佐久間町1丁目)
国道4号
昭和通り (終点)
沿道施設、観光地等
東京ビッグサイト
(東京都江東区有明3丁目)
癌研有明病院 (東京都江東区有明3丁目)
有明コロシアム (東京都江東区有明2丁目)
中央清掃工場 (東京都中央区晴海5丁目)
朝日新聞社 (東京都中央区築地5丁目)
永田町
(東京都千代田区永田町)
赤坂御用地 (東京都港区元赤坂2丁目)
東京ドーム (東京都文京区後楽1丁目)
順天堂病院 (東京都文京区本郷3丁目)
東京医科歯科大学、東京医科歯科大学付属病院 (東京都文京区湯島1丁目)
書泉ブックタワー
(東京都千代田区神田佐久間町1丁目)
道の駅
道の駅
はない。
主な橋
環状2号橋 (湾岸線)
有明北橋 (東雲運河) 仮称は東雲(しののめ)2号橋
豊洲大橋 (晴海運河) 仮称は晴豊(はるとよ)2号橋
? (朝潮運河)
? (隅田川)
主なトンネル
マッカーサー道路
(新橋〜霞が関)
主な峠
峠
はない。
並行する鉄道
ゆりかもめ
(起点〜豊洲)
都営大江戸線
(勝鬨〜築地)
東京メトロ銀座線
(特許庁前〜赤坂)
東京メトロ丸ノ内線
(赤坂〜四ツ谷、御茶ノ水)
東京メトロ南北線
(赤坂〜後楽)
東京メトロ有楽町線
(市ヶ谷〜飯田橋)
JR中央線・総武線各駅停車
(四ツ谷〜秋葉原)
JR中央線快速
(四ツ谷〜秋葉原)
経由する自治体
東京都
江東区
‐
中央区
‐
港区
‐ (
千代田区
) ‐
新宿区
‐
文京区
‐
千代田区
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