MSM8926 |
辞書:通信用語の基礎知識 無線電話技術編 (WTELMT) |
読み:エムエスエム-はちきゅうにーろく |
外語:MSM8926: Mobile Station Modem 8926 |
品詞:商品名 |
QUALCOMM製チップセットの一つ。Snapdragon 400に属する。低価格スマートフォン向けクアッドコアプロセッサーである。
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概要 |
発表 |
2013(平成25)年6月4日に発表された。
MSM8x26シリーズに属する製品であり、うち100の位=9は、LTE搭載を表わす。LTE以外の仕様については、他のMSM8x26シリーズと同様である。
CPUは、もともとはSnapdragon S4に分類され、その後Snapdragon 400に変更されたMSM8226やMSM8626と同様、KraitではなくARM Cortex-A7である。
2013(平成25)年後半にクアルコムリファレンスデザイン(QRD)が提供される予定。最初の搭載スマートフォンは2014(平成26)年の春頃に発売されるのではないかと見込まれる。
メモリー |
PoPで、亀の子スタイルで上にLPDDR3のメモリーが搭載される。
GPU |
GPUはAdreno 305と300番台となるが、Adreno 225よりも低性能である。
コンセプト |
MSM8x26シリーズは、1300万画素のカメラ、1080p@30fps(ITU-T H.264/H.263、MPEG-4)または720p@30fps(Wi-Fi display)の録画に対応し、28nmプロセスで製造される。
GPSやGLONASSに加えて支那の衛星測位システム「北斗」(Beidou)にも対応するほか、TD-SCDMA、CDMA2000 1X Advanced、HSPA+に対応するなど、支那市場を狙った製品となっている。
特徴 |
仕様 |
CPU以外はMSM8928と共通。
対応OS |
対応するAndroidは、次の通り。
これらは、MSM8626などモデム違いの姉妹品でも同様。
技術 |
モデル |
4モデルある。
GSM/W-CDMA/TD-SCDMAは全モデルで対応し、それ以外に差分がある。
製品 |
構成 |
メインチップ内のプロセッサー構成は、次の通り。
モデム機能 |
無線周波数ICとして、WTR1625(トランシーバー)とWFR1620(レシーバー)の組み合わせを用いる。
ブロック |
概ね7ブロックに機能が分かれている。
リンク |
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