UEFI
読み:ユーイーエフアイ
外語:UEFI: Unified Extensible Firmware Interface
ファームウェア
と
オペレーティングシステム
を仲介するインターフェイスを定義するもの。既に古い
BIOS
に代わるものとして設計された。
目次
概要
特徴
仕様策定
機能
プラットフォーム
オペレーティングシステム
概要
全ての
PC/AT互換機
で対応するBIOSは設計が古く、最近のハードウェアへの対応が困難となっている。
そもそもBIOSは
8086
/
8088
で動作する16ビットコードであり、
Itanium
はじめ8086と互換性のないプロセッサーでは利用出来ない。
そこでIntelはBIOSの置き換えとなるものを設計し、初版をIntel Boot Initiativeとしてリリース、その後EFIとなり、最終的にUEFIとなった。
特徴
仕様策定
Intelが策定したEFIは、仕様の更新を重ね、2002(平成14)年にEFI 1.10をリリースした。
その後、EFIの普及のためUnified EFI Forumを設立、権利をこのForumへと譲り、以降Unified EFI(UEFI)と名を変え、仕様の策定が続けられることとなった。
UEFIフォーラム取締役会は次の11の主要企業の代表者を含んでいる(アルファベット順)。
AMD
American Megatrends Inc.
Apple Inc.
(旧Apple Computer, Inc.)
Dell
Hewlett-Packard
IBM
Insyde Software
Intel
Lenovo
Microsoft
Phoenix Technologies
機能
パーソナルコンピューターの
マザーボード
が持っているハードウェアの制御機能をほぼ全て含んでいる。
従来のBIOSにあった
ACPI
や
NVRAM
へのアクセス機能等は、全てUEFIに含まれているため、16ビットコードへの依存がなくなった。
他に、次のような機能がある。
EFIブートマネージャー
セキュアブート
GUIDパーティションテーブル
(GPT)
プラットフォーム
IA-32
Itanium
Itanium 2
XScale
(ARM系)
オペレーティングシステム
対応するオペレーティングシステムでなければ利用できない。動作するプラットフォームも併記する(順不同)。
FreeBSD
Linux
(IA-64、IA-32)
OS X
(IntelMacのみ)
Microsoft Windows (全て64bit Editionのみ)
Microsoft Windows 2000
Advanced Server
Microsoft Windows XP
Microsoft Windows Server 2003
/2003 R2
Microsoft Windows Vista
SP1以降
Microsoft Windows Server 2008
Microsoft Windows 7
Microsoft Windows Server 2008 R2
Microsoft Windows 8
Microsoft Windows Server 2012
Microsoft Windows 8.1
Microsoft Windows Server 2012 R2
HP-UX
OpenVMS
再検索