Microsoft Windows Server 2003
読み:マイクロソフト-ウィンドウズ-サーバー-にせんさん
外語:Microsoft Windows Server 2003
Microsoftの開発したWindows Serverシリーズの一つ。Microsoft Windows 2000 Serverの後継として開発された。
概要
部門サーバーからミッションクリティカルな用途までをカバーする(自称)。
次のEditionが用意されている。
- 小規模企業向け Small Business
- 一般企業向け Standard Edition
- 中大規模用 Enterprise Edition
- データベースサーバー用 Datacenter Edition
- Webサーバー用 Web Edition
特徴
リリース
- RC1(リリース候補1)
- 英語版 ‐ 2002(平成14)年7月24日
- 日本語版 ‐ 2002(平成14)年8月5日
- RC2 ‐ 2003(平成15)年1月30日
- 製品版 ‐ 2003(平成15)年4月24日(現地時間)
- 製品版SP1
- 製品版R2 ‐ 2006(平成18)年2月
Windows Server 2003 R2は、Windows Server 2003 SP1を元に機能追加と改良を施した更新版である。
サポートは、2015(平成27)年7月15日で終了した。
機能
.NET Frameworkを実現することを目的に、XML Webサービスを開発・展開するための.NET Frameworkを標準機能として統合した。
Windows XPや「Windows Advanced Server, Limited Edition」の機能を引き継ぎ64ビットマイクロプロセッサー(Itanium)に対応し、更に8ノードクラスタリングとNUMA(non-uniform memory access)に対応した。但しEditionにより対応状況は異なる。
WebサーバーとしてInternet Information Services 6.0(IIS 6.0)が搭載される。
セキュリティ
セキュリティ方面では、次のようなネットワーク上でセキュアな環境を実現させるための取り組みが行なわれている。
- VPNゲートウェイの採用
- IEEE 802.1X対応
- 認証サービスInternet Authentication Service
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