Microsoft Windows 8.1
読み:マイクロソフト-ウィンドウズ-エイトポイントワン
外語:Microsoft Windows 8.1

 Windows 8の後継。コードネームは「Windows Blue」。
目次

概要

由来
 発表前、情報流出した「Windows Blue」(Build 9375)のスクリーンショットにより、「Windows 8.1」が予定されていることが判明した。その後、正式にWindows 8.1であることが発表された。
 2013(平成25)年10月17日20:00(@499)から無償アップデートが公開され、パッケージ製品は2013(平成25)年10月18日に全世界で一斉に発売された。Windows 8ユーザーは無償でWindows 8.1にアップデート可能で、事実上のサービスパック相当といえる。
 Windows 8は「Windows NT バージョン6.2」であるが、Windows 8.1は「Windows NT バージョン6.3」である。

バージョン

沿革

特徴

インストール要件
 Windows 8.1のインストール要件は、Windows 8と同じである。
 CPUについては、PAENXビット(XDビット)、SSE2に未対応のCPUには対応していない。つまり、Windows 8/8.1ではNXビット(XDビット)が必須である。

Windows 8.1 Update
 Windows 8は失敗作であるためか、従来ならサービスパックで更新するところ、Windows 8.1 Updateでは正規の更新扱いとなっている。
 Windows 8.1 Updateでも実用にはならないが、次のような点が改善されている。

機能

Startボタン
 Windows 8ではStartボタンがなくなり、これが不評だった。
 実際には、根本的に全てが不評なのだが、不評の最大原因がStartボタンと言うことにされた模様である。
 Startボタンを無くすことにはそれなりのポリシーがあったはずだが、Windows 8.1では左下の方に復活した。しかしこれを押しても従来のようなメニューが出るわけではなく、気色の悪いWindows 8のスタート スクリーンに戻るだけである。
 ユーザーが求めているものとは程遠いため「邪魔」とされ、「StartIsGone」という要らないStartボタンを消すツールもフリーソフトウェアとして登場している。

デスクトップUIで起動
 邪魔なスタート画面を見ずに済むよう、直接デスクトップUIで起動できる機能が追加された。
 これにより、Windows 7までと似たような感覚で利用できるようになる。
 しかし、Startボタンを押したりWindowsキーを押しても、標準では従来のようなメニューは出ず、気色の悪いWindows 8のスタート スクリーンに戻ってしまう。

補足

シャットダウン方法
 シャットダウンの方法は、Windows 8から変更はない。
 Windowsキー+[I]で「設定」チャームを呼び出し、「電源」を選択する。
 あまりにも面倒なので、シャットダウンするためのフリーソフトウェアなども作られ公開されている。

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