ビタミンB6
読み:ビタミンビーろく
外語:Vitamin B6
水溶性ビタミン
の一つ。
ビタミンB群
に属する。
目次
情報
基本情報
誘導体、関連物質の例
食品
栄養面
機能・欠乏症
含有する食品
安全性
危険性
有害性
環境影響
情報
基本情報
ビタミンB6は単一の
物質
ではなく、様々な化合物がある。
組成式: ‐
分子量
: ‐
比重
: ‐
融点
: (該当資料なし)
沸点
: (該当資料なし)
CAS番号
: 8059-24-3
ICSC番号: (登録なし)
外観:
白色
〜微黄色の結晶性の粉末で、無臭 (塩酸ピリドキシン)
溶解性: (該当資料なし)
誘導体、関連物質の例
ピリドキシン
(PN)・
ピリドキサール
(PL)・
ピリドキサミン
(PM)の三種類があり、加えてこれらの5'位での燐酸エステル型、そして
ピリドキシン
の糖誘導体があり、合計で七種類の化合物がビタミンB6活性のある化合物とされている。
4'位がCH
2
OHでピリドキシン、COHでピリドキサール、CH
2
NH
2
でピリドキサミンである。
ピリドキシン
塩酸ピリドキシン
ピリドキサール
塩酸ピリドキサール
ピリドキサミン
二塩酸ピリドキサミン一水和物
食品
栄養面
食品として摂取する以外に、腸内細菌からも供給されている。但しその量は少ないため、ビタミン6はビタミンとして、定期的な摂取が必要となっている。
栄養必要量は成人男性で1.6mg/日。
但し摂取過多は有害で、許容上限摂取量は成人男子で100mg/日。
機能・欠乏症
アミノ酸代謝の補酵素として、
アミノ酸
のアミノ基転移・酸化・
加水分解
・脱炭酸・加燐酸分解など、様々な反応に関与する。具体的には
蛋白質
の
代謝
(糖質や脂質に変える、およびその逆作用)があり、また
利尿作用
もある。
欠乏すると、皮膚炎、痙攣、
貧血
、口内炎、にきびなどを発症する。
また、ビタミンB6には
心筋梗塞
など虚血性心疾患を予防する可能性があるという報告がある。摂取量が少ない人は、多い人と比べて心筋梗塞の危険性が約2倍高まる、としている。
含有する食品
レバー、鰹、鯖、秋刀魚、
大豆
、落花生、
空豆
、鯵、
バナナ
、
玄米
、小麦胚芽などに含有する。
白米にも含まれるが、茶碗一膳分で一日の摂取基準量の約2%程度しか摂取できない。
安全性
危険性
引火点: (該当資料なし)
発火点: (該当資料なし)
爆発限界: (該当資料なし)
有害性
刺激
腐食性: (該当資料なし)
刺激性: (該当資料なし)
感作性
: (該当資料なし)
毒性
急性毒性
: (該当資料なし)
慢性毒性
: (該当資料なし)
がん原性: (該当資料なし)
変異原性
: (該当資料なし)
生殖毒性: (該当資料なし)
催畸形性
: (該当資料なし)
神経毒性: (該当資料なし)
環境影響
分解性: (該当資料なし)
蓄積性: (該当資料なし)
魚毒性: (該当資料なし)
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