炎色反応 |
辞書:科学用語の基礎知識 化学編 (NCHEM) |
読み:えんしょくはんのう |
品詞:名詞 |
金属や金属の塩を炎の中に入れた際に、その原子特有の色を示す反応。
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概要 |
アルカリ金属やアルカリ土類金属を中心として、様々な金属が炎の中で特有の色を示す。金属ごとに特有の色を持っているため、分析に用いることができるほか、花火の色付けに使われている。
具体的には、金属を加熱することで熱エネルギーにより電子が励起され、電子は外側の電子軌道へと移動する。その後、電子はエネルギーを光として放出して基底状態に戻るが、この時の輝線スペクトルは各原子ごとに特有となる。
特徴 |
炎色反応が起こりうる金属と、その色は次の通り。
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