赤 |
辞書:科学用語の基礎知識 生物学・器官用語編 (BBORGY) |
読み:あか |
外語:red |
品詞:名詞 |
色の一つ。光の三原色の一つであり、日本の伝統的な虹の七色の一つで最も長波長であるもの。
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概要 |
熟した林檎の皮やイチゴ、あるいは血液のような色をいう。
林檎の皮の色素は光合成に使うアントシアニン、血液の赤はヘモグロビンに由来する。
暖色とされ、太陽の色の表現方法の一つであり、日本の国旗である日章旗に描かれる赤い丸(日の丸)は太陽を表わす。
特徴 |
波長 |
人により差はあるが、概ね波長にして770nm〜640nm程度までが赤とされる。
周辺の波長 |
赤よりも波長が長い(周波数が小さい)電磁波を赤外線という。これは目に見えないので、色自体は透明である。
赤よりも波長が短く(周波数が大きく)なると、色は、虹の七色においては橙色へと変わっていく。
関連する色 |
赤に関連する色(順不同)。
補足 |
日常の色 |
テレビとビデオなどを繋ぐケーブルのうち、音声ケーブルは「赤と白」である。
固定抵抗器の色帯では、赤は2を意味する。
アルカリ土類金属の炎色反応で、ストロンチウム(Sr)は赤を示す。
派生 |
赤を含む主な用語(順不同)。
共産主義は、赤を旗印に使う。共産革命を赤化などという。
日本の神道において、汚れなく清らかな心であること。
経済において、採算が割れていること。損害が出ていること。
天体が遠ざかっている時、スペクトル線は赤(波長の長い)方向へずれ、これを赤方偏移という。
シャリバン。1ミリ秒。
赤色色素 |
タール色素(合成着色料)でよく使われている赤色色素は次の通り。
リンク |
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