核酸の構成成分であるプリン体の代謝産物。
- 組成式: C5H4N4O3
- 分子量: 168.11
- 比重: (該当資料なし)
- 融点: (該当資料なし)
- 沸点: 169℃〜171℃
- CAS番号: 69-93-2
- ICSC番号: (登録なし)
- 化学名: 2,6,8-trioxypurine
尿酸
- キサンチン (69-89-6)
- アラントイン (97-59-6)
酸化しやすく、抗酸化物質として機能する。
哺乳類は、キサンチンなどから肝臓で産生する。ヒトなど霊長類は酵素を欠損するため反応は尿酸で止まるが、他の哺乳類はさらにアラントインにまで酸化する。
作られたこれら物質は、約7割が尿として、残る3割が胆汁として腸から排泄される。成人では一日に0.4g〜1.2g程度を排泄する。
尿検査などで検査される要素の一つ。多い場合は痛風、白血病、腎不全、高脂血症などが疑われ、少ない場合は肝硬変、ウィルソン病、ファンコニ症候群などが疑われる。
病気のほかに、プリン体の摂り過ぎなども尿酸濃度向上の原因となりうる。特にビールには多く含まれている。
ビタミンCなどと同様に抗酸化物質であるため、ある程度の量を体内に保有することは健康上も必要だが、体内の尿酸濃度が高まると結晶化し、関節などに沈着すると痛風発作、尿管に蓄積すれば尿路結石症となる。
特になし。
- 引火点: (該当資料なし)
- 発火点: (該当資料なし)
- 爆発限界: (該当資料なし)
- 刺激
- 腐食性: (該当資料なし)
- 刺激性: (該当資料なし)
- 感作性: (該当資料なし)
- 毒性
- 急性毒性: (該当資料なし)
- 慢性毒性: (該当資料なし)
- がん原性: (該当資料なし)
- 変異原性: (該当資料なし)
- 生殖毒性: (該当資料なし)
- 催畸形性: (該当資料なし)
- 神経毒性: (該当資料なし)
- 規制値
- 一日許容摂取量(ADI): (該当資料なし)
- 暫定耐用一日摂取量(PTDI): (該当資料なし)
- 急性参照値(ARfD): (該当資料なし)
- 暴露許容濃度(TLV): (該当資料なし)
- 最大許容作業濃度(MAK): (該当資料なし)
- 分解性: (該当資料なし)
- 蓄積性: (該当資料なし)
- 魚毒性: (該当資料なし)
用語の所属
有機物
UA
関連する用語
尿
痛風
尿素