葛飾区
読み：かつしかく
外語：Katsushika city

　東京都葛飾区。東京特別区のうち、北東端にある区。
目次
区に関する情報
基本情報
一般情報
通信
象徴
議会(葛飾区議会)
　2009(平成21)年11月8日選挙現在、区議会議員、定数40名、現役40名。
民度、民意
　投票率は平均4〜6割で、投票率の低い区である。このため組織票に弱い状態となっている。
運輸交通
主な道路
自動車専用道路
一般国道
都道
道の駅
　区内に道の駅はない。
鉄道
　なお、東武伊勢崎線小菅駅は足立区にある。
飛行場
　区内に飛行場は無い。
隣接する自治体
略史
　区名は、かつてこの付近一帯が武蔵国葛飾郡と呼ばれていたことに由来する。葛飾区はその葛飾の名を引き継いでいる。
　具体的には、武蔵国葛飾郡が東京府南葛飾郡と埼玉県北葛飾郡になり、南葛飾郡の一部が葛飾区になった。
　また、下総国葛飾郡は千葉県西葛飾郡と東葛飾郡になり、西葛飾郡はさらに一部が中葛飾郡となり埼玉県、残りの西葛飾郡は茨城県となった。
区の特徴
　路上喫煙で罰金となった優良地区の一つである。条例は「葛飾区きれいで清潔なまちをつくる条例」である。
小菅
　首都高速の大渋滞のメッカ、堀切JCTや小菅JCTがある。
　そして小菅JCTの北、足立区との境に、モダンな拘置所として知られる東京拘置所があり、ここにオウム真理教(アーレフに改称)の教祖、麻原彰晃こと松本智津夫が住んで(?)いる(2007(平成19)年現在)。
　また、かつては田中角榮や鈴木宗男、堀江貴文なども住んで(?)いたことがある。
下町
　いわゆる東京の下町。大小の川に囲まれ、四季折々の草花を楽しむことができる水と緑の豊かな街である。
　観光として著名なのは柴又帝釈天や柴又七福神、矢切の渡し、堀切菖蒲園、水元公園、寅さん記念館やフーテンの寅像などである。
　「男はつらいよ」のフーテンの寅は、産まれも育ちも葛飾柴又、帝釈天で産湯を使い、などの口上を述べている。
「葛」
　ちなみに葛飾区の葛の字だが、これはいわゆる旧字で、匂ではなく、〓(勹の中に、〓の上に人)である。
　JIS C 6226-1978(いわゆる旧JIS漢字)には存在するが、JIS X 0208(いわゆる新JIS漢字)で字体が変わってしまい存在せず、表現できなくなってしまった。
　しかし、JIS X 0213で再び例字体が変更されたため、表現可能となった。
亀有公園前派出所
　集英社週刊少年ジャンプ連載の少年まんがに、秋本治著作「こちら葛飾区亀有公園前派出所」がある。
　葛飾区に「亀有公園」は実在するが、公園前に派出所(交番)は実在しない。
　この派出所(交番)は、作中にのみ存在する、架空のものである。
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