SN 1993J
読み:エスエン-いちきゅうきゅうさん-エイ
外語:SN 1993J
1993(平成5)年に、北天の代表的な渦巻銀河
M81
(NGC 3031)に発見された
IIb型超新星
の一つ。
目次
情報
基本情報
物理的情報
元の恒星
特徴
観測
伴星
情報
基本情報
位置: 母銀河M81から西に45″、南に160″
座標(2000年分点)
赤経
: ‐
赤緯
: ‐
銀経
: ‐
銀緯
: ‐
所属
星座
:
おおぐま座
銀河
:
M81
/
M81銀河群
/
局部超銀河団
距離: 約1,100万光年
実視等級
(V): (該当資料なし)
物理的情報
種類:
II型超新星
発見: 1993(平成5)年
絶対等級
(M
V
): (該当資料なし)
スペクトル型
: (該当資料なし)
色指数
B-V: (該当資料なし)
U-B: (該当資料なし)
V-R
c
: (該当資料なし)
R-I
c
: (該当資料なし)
視線速度(RV): ‐
固有運動(μ)
赤経
(RA): ‐
赤緯
(Dec): ‐
元の恒星
恒星名: (該当資料なし)
種類: 赤色巨星
質量
: (該当資料なし)
半径
: (該当資料なし)
光度: (該当資料なし)
表面温度: (該当資料なし)
年齢: (該当資料なし)
特徴
観測
この
超新星
SN 1993Jは地球に近く(約1,100万光年)、また過去20年の間では
SN 1987A
に次いで2番目の光度を持つ超新星であった。
大量に
ヘリウム
を放出したり、通常とは逆に明るさを増してゆくなど、それまでと異なる奇妙な超新星で研究者を困惑させた。
可視光線
、
電波
、
X線
など、様々な方面からの観測が行なわれた結果、SN 1993Jは過去観測されたことの無い新種の超新星であることが確認された。この時、日本のX線天文衛星
あすか
(ASTRO-D)が大きな活躍をしている。
伴星
この超新星は観測から、単独の星が
超新星爆発
を起こしたとは考えにくく、爆発前の赤色巨星は伴星の周りを公転していたはずだと考えられた。
そして超新星爆発から約10年後、ハッブル宇宙望遠鏡とケック望遠鏡が超新星の位置に大質量星を発見、初めて理論的には予想されていた超新星の伴星の発見となった。
この結果は、2004(平成16)年1月8日のNatureで発表された。
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