おおぐま座
読み:おおぐまざ
外語:UMa: Ursa Major

 有名な北斗七星のある星座で、トレミーの48星座の一つである。春の星座。大熊座。
目次

特徴
 日本からは、一年中、北の空に見ることができる。

神話
 ギリシャ神話では二説ある。アルカジアの森の妖精カリスト説と、アルカディア王リュカリオン娘カリスト説である。
 どちらの説でも彼女はゼウスと愛しあい、男の子アルカスが生まれた。これを知ったゼウスの妻ヘラが妬み、カリストを熊に変えてしまった。その後、熊になったカリストは森の中で成長した息子アルカスに出逢う。カリストはアルカスを抱きしめたくて近付くが、事情を知らないアルカスには熊が襲いかかってくるようにしかみえない。そこで弓を構え母カリストを殺そうとするが、これを見たゼウスは息子に母殺しをさせまいとして急いでアルカスを熊の姿に変え、二人を天に放り投げて星座にしたという。

資料

隣接する星座

代表的な恒星
名称特徴位置 (J2000.0)カタログ番号
バイエル固有名等級赤経赤緯HD番号HR番号
αUMaドゥベ1.8K0IIIa+F0V11h 03.7m+61°45′956894301
βUMaメラク2.4A1V11h 01.8m+56°23′954184295
γUMaフェクダ2.4A0Ve11h 53.8m+53°42′1032874554
δUMaメグレズ3.3A3V12h 15.4m+57°02′1065914660
εUMaアリオト1.8A0p CrEu12h 54.0m+55°58′1121854905
ζUMaAミザール2.2A1Vp SrSi13h 23.9m+54°56′1166565054
ζUMaBアルコル3.9A1m13h 23.9m+54°55′1166575055
ηUMaアルカイド1.9B3V13h 47.5m+49°19′1203155191
θUMa 3.2F6IV09h 32.9m+51°41′823283775
ιUMaタリタ3.1A7IV08h 59.2m+48°03′766443569
κUMaタリタ・アウストラリス3.6A1Vn09h 03.6m+47°09′773273594
λUMaタニア・ボレアレリス3.4A2IV10h 17.1m+42°55′890214033
μUMaタニア・アウストラリス3.0M0III10h 22.3m+41°30′897584069
νUMaアルラ・ボレアリス3.5K3III11h 28.5m+33°06′982624377
ξUMaアルラ・アウストラリス3.8G0V11h 18.2m+31°32′982304375
οUMaムシダ3.4G5III08h 30.3m+60°43′713693323
π1UMa 5.7G1.5Vb08h 31.2m+65°01′729053391
π2UMa 4.6K1IIIb08h 40.2m+64°20′731083403
χUMa 3.7K0.5IIIb11h 46.0m+47°47′1022244518
ψUMa 3.0K1III11h 09.7m+44°30′968334335
47UMa 5.03G1-VFe-0.510h 59.5m+40°25′951284277
84UMa 5.7B9p EuCr13h 46.6m+54°26′1201985187
   G509h 22.6m+50°36′80606 

代表的な星雲・星団
カタログ名特徴位置 (J2000.0)銀河座標補足
メシエNGC 他等級赤経赤緯銀経°銀緯°
M40 8.4 12h 22.4m+58°05′130.30+58.63UGC 5318
M81NGC 30317.9渦巻銀河09h 55.6m+69°04′142+41UGC 5318
M82NGC 30348.8不規則銀河09h 55.9m+69°41′141+41UGC 5322
M97NGC 358712.0惑星状星雲11h 14.8m+55°01′148+57ふくろう星雲
M101NGC 54578.3渦巻銀河14h 03.2m+54°20′102+59.8回転花火銀河
M108NGC 355610.7渦巻銀河11h 11.5m+55°40′148.3+56.3回転花火銀河
M109NGC 399210.6渦巻銀河11h 57.6m+53°22′140.1+62.0UGC 6937
 NGC 3198 棒渦巻銀河10h 19.9m+45°33′171+54 

その他の天体

再検索