M-34b
読み:エム-さんじゅうよん-ビー
外語:M-34b
Μ-Vロケット
の三段目として開発された固体ロケットモーターの一つ。開発はIHIエアロスペースである。
目次
仕様
主要諸元
燃焼特性
特徴
採用機体
改良
名前
仕様
主要諸元
全長: 3.61m(収縮時)/4.29m(伸張時)
外径: 2.23m(最大径)/2.19m(代表径)
質量: 11.68トン(P.P有り)/11.68トン(点火後)/0.88トン(P.Pなし)
推進薬: BP-205J
推進薬質量: 10.769トン
燃焼特性
最大推力(真空中): 377.2kN
平均推力(真空中): 330.7kN
燃焼時間: 96.8秒(112cBeat)(有効)/101.5秒(117cBeat)(全)
真空中比推力: 301秒(348cBeat)
最大燃焼圧力: 5.70MPa
特徴
採用機体
機体番号と打ち上げ順は一致していない。以下は打ち上げ順。
Μ-Vロケット3号機
Μ-Vロケット4号機
Μ-Vロケット5号機
(これ以降改良品)
Μ-Vロケット6号機
Μ-Vロケット8号機
Μ-Vロケット7号機
改良
4号機は、一段目の破損により打ち上げに失敗しており、5号機以降の分は、型番は変わっていないが改良が施されている。
具体的には、ノズルスロート・インサート材を、従来の高密度グラファイト材から、熱構造強度特性に優れた3D-C/C材(のうちの直交織3D-C/C材)に変更した。
名前
名前の由来は定かではないが、次が予想される。
M ‐ モーター(Motor)、但しJAXA/ISASは「モータ」と記載する
3 ‐ 三段目用
4 ‐ おそらく4番目=ミューロケットを表わす。
ペンシル
→
カッパ(κ)
→
ラムダ(λ)
→ミュー(Μ)
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