青色超巨星
読み:せいしょくちょうきょせい
外語:blue supergiant

 HR図の左上に属する恒星で、高温でかつ強く輝く大質量の恒星のこと。
目次

概要
 質量が太陽の十数倍の超巨星で、その明るさ(絶対等級)が数万倍程度と非常に明るい。これより小さく暗い恒星は「青色巨星」と呼ばれる。
 こういった恒星は、核融合の原料である水素を激しく燃焼させ消費してしまうため短期間で使い果たし、短命であると考えられている。

特徴

分類
 光度階級ではIとなる。青色巨星はIIIだが、中間に青色輝巨星のIIがある。
 スペクトル型は、3万度以上ならO型、1万度以上ならB型となる。

進化
 O型の主系列星が成長すると、青色超巨星になると考えられる。
 その後、質量が大きければ高光度青色変光星(LBV)、質量が小さければ超新星爆発を起こすと考えられる。中にはウォルフ・ライエ星になるものもある。

主な青色超巨星
 主な青色超巨星は次の通り。固有名詞優先、50音順。青色輝巨星とLBVは末尾に記載する。
 以下は青色輝巨星である。
 以下はLBVである。

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