硝酸
読み:しょうさん
外語:nitric acid
独特の強い臭いを持つ、非常に強力な
無機酸
の一つ。高湿空気中では発煙する。
目次
物質の情報
誘導体、関連物質の例
物質の性質
物質の特徴
安全性
法規制など
危険性
有害性
環境影響
物質の情報
分子式: HNO
3
分子量
: 63.02
比重
: 1.4(水=1、70%硝酸) (ICSC)
融点
: 竏42.0℃
沸点
: 83.0℃(100%硝酸)、120℃(68%硝酸)、121℃(70%硝酸)
密度
: 1.502g/cm
3
(室温)
CAS番号
: 7697-37-2
ICSC番号: (登録無し)
外観: 無色〜
黄色
の液体で、刺激臭を有する
溶解性:
水
と混和する
誘導体、関連物質の例
亜硝酸 (7782-77-6)
ニトログリセリン
(55-63-0)
硝酸アンモニウム
(6484-52-2)
硝酸ニッケル
(13478-00-7)
硝酸銀
(7761-88-8)
硝酸カリウム (7757-79-1)
硝酸カドミウム (10325-94-7)
硝酸ベリリウム (13597-99-4)
硝酸第二水銀 (10045-94-0)
硝酸銅 (10031-43-3)
硝酸鉛 (10099-74-8)
硝酸亜鉛 (7779-88-6)
硝酸ニッケル (13478-00-7)
硝酸タリウム(I) (10102-45-1)
硝酸バリウム (10022-31-8)
硝酸ウラニル (10102-06-4)
チアミン一硝酸塩 (
ビタミンB1
) (532-43-4)
ペントリット
(78-11-5)
物質の性質
酸化力
が強い。
手などに付着すると
皮膚
が
黄色
くなる。これは皮膚と硝酸が反応し、ニトロ系化合物を作るため黄色く見えるのである。
濃度に応じて性質が変わり、次のように呼び分けられる。
希硝酸
濃硝酸
(濃度60〜70%程度)
発煙硝酸
(濃度95%程度)
物質の特徴
安全性
法規制など
毒物及び劇物取締法(法 別表第二)
劇物
消防法(別表第一)
危険物
第六類(酸化性液体)
危険性
引火点: (該当資料なし)
発火点: (該当資料なし)
爆発限界: (該当資料なし)
有害性
刺激
腐食性: 眼、
皮膚
、気道に対して腐食性を示す
刺激性: (該当資料なし)
感作性
: (該当資料なし)
毒性
急性毒性
: (該当資料なし)
慢性毒性
: (該当資料なし)
がん原性: (該当資料なし)
変異原性
: (該当資料なし)
生殖毒性: (該当資料なし)
催畸形性
: (該当資料なし)
神経毒性: (該当資料なし)
環境影響
分解性: (該当資料なし)
蓄積性: (該当資料なし)
魚毒性: (該当資料なし)
再検索