マレイン酸
読み:マレインさん
外語:Maleic acid
有機酸
(
カルボン酸
)の一つで、不飽和結合が1ヶ所(1価)の
不飽和脂肪酸
の一つ。
異性体
に
フマル酸
がある。
目次
物質の情報
誘導体、関連物質の例
物質の特徴
安全性
危険性
有害性
環境影響
物質の情報
組成式: C
4
H
4
O
4
構造式: COOH-CH=CHCOOH(cis)
分子量
: 116.07
比重
: 1.59 (水=1)
融点
: 131℃
沸点
: 沸点以下135℃で分解
CAS番号
: 110-16-7
ICSC番号: 1186
化学名: cis-ブテン二酸
常温常圧では
白色
の
結晶
。
誘導体、関連物質の例
無水マレイン酸
マレイン酸カルビノキサミン
(
抗ヒスタミン剤
)
クロルフェニラミンマレイン酸塩
(抗ヒスタミン剤)
マレイン酸セチプチリン (
四環系抗鬱薬
)
マレイン酸トリミプラミン (
三環系抗鬱薬
)
マレイン酸フェニラミン
フルボキサミン マレイン酸塩
(
SSRI
系
抗鬱薬
)
マレイン酸ペルフェナジン
(
抗精神病薬
)
マレイン酸レボメプロマジン (抗精神病薬)
物質の特徴
マレイン酸は
シス型
であり分子内
水素結合
により
分子
で輪を作る。
対して
トランス型
の
フマル酸
は輪を作らないので、俗に不丸酸と呼ばれている。
安全性
危険性
引火点: (該当資料なし)
発火点: 740℃(粉末)
爆発限界: (該当資料なし)
有害性
刺激
腐食性: (該当資料なし)
刺激性: 眼、
皮膚
、気道を激しく刺激する
感作性
: (該当資料なし)
毒性
急性毒性
: (該当資料なし)
慢性毒性
: (該当資料なし)
がん原性: (該当資料なし)
変異原性
: (該当資料なし)
生殖毒性: (該当資料なし)
催畸形性
: (該当資料なし)
神経毒性: (該当資料なし)
環境影響
分解性: (該当資料なし)
蓄積性: (該当資料なし)
魚毒性: 水生生物に対して毒性がある
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