イコサペンタエン酸
読み:イコサペンタエンさん
外語:IPA: icosapentaenoic acid

 有機酸(カルボン酸)の一つで、不飽和結合が5ヶ所(5価)の不飽和脂肪酸の一つ。n-3系不飽和脂肪酸である。必須脂肪酸とする説もある。
目次

情報
 炭素数20、不飽和結合5ヶ所を有する。かつてはエイコサペンタエン酸と呼ばれており、現在はEPAと呼ばれることも多い。
 

特徴
 非常に不安定な物質であり、湿気、温度、光などによって分解や変質(酸化)しやすい。

安全性

法規制など

危険性

有害性

環境影響

性質

含有食品
 魚油中の中性脂肪(トリグリセリド)の構成成分である。
 特に鰯(イワシ)や鮪(マグロ)や鯖(サバ)などの青魚に多い。

効能
 アラキドン酸カスケードを抑制するため、腫瘍や炎症を抑制し、血栓を予防するなどの効果があるとされている。
 また、に良いとも言われる。
 但し過剰な摂取は有害である。

行こさペンタ塩酸
 たまに、「エイコサペンタ塩酸」や「イコサペンタ塩酸」などと勘違いして言う者がいるが、そのような塩酸は存在しないので注意。

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