棒渦巻銀河
読み:ぼううずまきぎんが
外語:barred spiral galaxy

 渦巻銀河の中でも特に銀河バルジを貫く棒状構造が大きく、その両端から渦巻き状の腕が伸びている銀河のこと。
目次

概要
 渦巻銀河は、中心にある凸レンズ構造を銀河バルジ、腕のある円盤部分をディスクと呼び、腕を渦状腕と呼ぶ。
 棒渦巻銀河は、このうちの渦状腕の構造が特徴となる。
 ハッブルの銀河分類では記号SBで、腕の巻きつき方の強さに応じて、(強)SBa→SBb→SBc(弱)と分類される。

特徴
 代表的なものにエリダヌス座のNGC 1300などがある。
 銀河系もかつてはアンドロメダ銀河(M31)のように美しい渦巻銀河と考えられていた(そのようにあって欲しいという願望)が、電波観測などにより棒渦巻銀河の可能性が強まってきている。

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