ビタミンB群
読み:ビタミンビーぐん
多種あるビタミンBをまとめて呼ぶ表現。全て水溶性ビタミンである。
概要
もともとビタミンは、脂溶性=A, 水溶性=Bと名付け、Bには色々あるため枝番を付けた、という歴史があったが、Aには枝番が付かず、更にC、D、…などが出来ていた。理由は不明。
ビタミンB群は補酵素であり、炭水化物、脂質、蛋白質の代謝などの働きを行なう。
かつては、様々なものがビタミンとして名を連ねていたが、研究の結果、ビタミン様作用物質あるいは混合物などということが判明し、ビタミンではないことが分かったものも多い。
特徴
B群
現在、ビタミンB群とされているのは、次の8種類である。
名称として今でも使われているのはB6とB12。B1やB2も時々見かける(ビタミンB1・B6・B12製剤、など)。
それ以外はビタミンBxではなく、物質名で呼ぶのが普通となっている。
その他
かつては、以下もビタミンB群とされていたが、現在では否定されている。数字や英字は、発見順とは無関係である。
- ビタミンB4(アデニン)
- ビタミンB8(アデニル酸)
- ビタミンB10
- ビタミンB11
- ビタミンB13
- ビタミンB14
- ビタミンB15(パンガミン酸)
- ビタミンB16
- ビタミンB17(アミグダリン)
- ビタミンBh
- ビタミンBt
- ビタミンBw
- ビタミンBx
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