エチレングリコール |
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質編 (NSUB) |
読み:エチレングリコール |
外語:ethylene glycol |
品詞:名詞 |
2価アルコールの一種。自動車の不凍液、合成繊維の原料、溶媒などとして広く用いられている。
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基本情報 |
基本情報 |
誘導体、関連物質の例 |
性質 |
用途・製法等 |
自動車の不凍液、合成繊維の原料、溶媒などとして広く用いられている。
水溶液はpH6〜7。
テレフタル酸と重合させ、ポリエステルの一つPETを製造する。
毒性 |
エチレングリコールは甘い味がある。動物が容器をかじって穴を開けた場合、漏れ出したエチレングリコールを舐めてしまう可能性があり、動物が中毒を起こす危険性がある。
また、ワインへのジエチレングリコール混入事件なども存在する。ワインに加えると、安い2級ワインが高級な1級の味へと変わるためである。しかし有毒であるので、世界的な問題になった。
特徴 |
安全性 |
腎不全や、中枢神経系を障害し眼の動きの異常(眼振)、脳損傷などを招く恐れがある。
リンク |
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