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運転事故
辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道編 (RAIL)
読み:うんてんじこ
外語:operation accident
品詞:名詞

列車を運転中に、人や物を損傷して正常な運転が妨げられたもの。

目次
概要

列車衝突、車両火災、踏切事故などの重大な事故が主に含まれ、鉄道側に問題がある場合、関係者は処分間違い無しの場合が多い。

なお、人や物の損傷がないものは、運転阻害として区別される。

特徴
損害賠償

飛び込み自殺など、鉄道側に非がない人身事故や物損事故の場合、その遺族や関係者に対し、損害賠償の請求がなされる。

特に、自殺または亡くなった方に過失ありと判明した場合は、確実に、鉄道会社から遺族に対して莫大な賠償金を請求される。

実例

人身事故の場合、遺族は遺産相続を放棄することが多く、この時には遺族は免責となるため、実際に賠償金が支払われたケースというのはあまり知られていない。



JR御殿場線で、静岡県御殿場市が管理する養豚場から逃げ出した豚が普通列車にはねられ、列車のブレーキ管が損傷して数時間立ち往生した事故がある。

この場合、御殿場市がJR東海に58万円を支払っている。


臨界事故

1999(平成11)年に茨城県那珂郡東海村で核燃料製造会社JCOによる臨界被曝事故が発生した。

この時はJR常磐線の特急など250本が運休し、JR東日本が核燃料製造会社に7600万円の損害賠償を求めている。

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関連する用語
ハインリッヒの法則
運転阻害

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