目黒区
読み:めぐろく
外語:Meguro city

 東京都目黒区。東京特別区のうち、中央南西部にある区。
目次

概要

基本情報

通信

象徴

沿革

歴史
 1932(昭和7)年の市域拡張により旧荏原郡目黒町と旧碑衾町が合併し、東京市目黒区が成立した。
 1947(昭和22)年に特別区(現23区)の一つになった。

地理

地勢
 武蔵野台地の東地域に位置する。
 区域はほぼ全体が台地である。

町域
 市内の多くの場所で住居表示が実施されている。
 区内の主な町域は次の通り(ほぼ50音順)。※が附されているのは、まだ住居表示未実施の地名である。

隣接する自治体

運輸交通

主な道路

自動車専用道路

一般国道

都道

道の駅
 区内に道の駅はない。

鉄道
 なお、JR目黒駅は目黒区にはなく、品川区に存在する。

飛行場
 区内に飛行場は無い。

行政

議会(目黒区議会)
 2016(平成28)年4月1日現在、区議会議員、定数36名、現役36名。
 任期2015(平成27)年5月1日〜2019(平成31)年4月30日。

国政選挙

民度、民意
 投票率は低い。
 投票率こそ低いが、蓮舫の旦那を落選させた、良識ある住民が住んでいる。

区長

特徴


 JR山手線と東急目黒線(旧 東急目蒲線)の目黒駅は目黒区にはなく、隣の区であるこの品川区内に存在する。
 一方、品川駅が品川区になく港区にある上、品川区内にある北品川駅は品川駅の南にある。

都バス
 東京23区内には数多くの都バスが運行されているが、2013(平成25)年4月1日の改正によって、「赤字」という理由によりついに目黒区から都バスが消えた。
 存在した便は「東98」一つで、これは東急バスと都営バスの共同運行であったが、改正によって東急バスのみの便となった。

観光
 区の北部を目黒川が流れる。祐天寺、滝泉寺(目黒不動)などの寺や、林試の森公園などがある。
 また、目黒寄生虫館という、世界で唯一の寄生虫博物館が存在する。
 近年では、目黒区自由が丘が首都圏の住みたい街(駅)で上位に入る。近区の住宅地である二子玉川や田園調布より遥かに人気が高いようだ。

山手七福神
 都内では、室町時代頃より七福神巡りが流行したとされ、各所に「○○七福神」といったものが見られる。山手七福神は、そのうちの一つである。
 山手七福神のうち3柱がここ目黒区にある。残る4柱は港区にある。

学問

東京工業大学
 ノーベル化学賞受賞者白川英樹を出し、また日本のインターネットの雛形となったJUNETを生んだ東の理系の雄、東京工業大学の本部(大岡山キャンパス)はここにある。
 最寄り駅は東急の大岡山駅である。

東京大学
 区の北端、渋谷区との境付近一帯に、東京大学教養学部のある駒場キャンパスと東大美術博物館がある。
 学部1、2年生のすべてと、教養学部の3、4年生、大学院生が通う。
 最寄り駅は京王井の頭線の駒場東大前で、渋谷駅から2駅目。
 駅の南西側に駒場野公園、北西側に駒場公園という大きな公園がある。



目黒のさんま
 目黒は海に面しておらず、サンマなど獲れるはずもない。しかし落語で「目黒のさんま」というものがあり、名が知られている。
 時は江戸時代、将軍様は鷹狩りに目黒へとやってきた。その折、立ち寄った茶屋でさんまを食べることになった。
 普段から贅沢な食事をしていた将軍様、ただ焼いただけの素朴な、しかし脂ののった旬のさんまは、大変美味しいもので、将軍様はとても気に入ってしまった。
 さて、城に戻った将軍様だが、さんまの味が忘れられない。そこで家来に、さんまを出すよう命じた。しかし城の料理方、庶民が食べるであるさんまなど、将軍様に出したことがない。
 丁寧に脂を抜き、を抜いて、蒸して食べやすくしてお出しするも、将軍様はちっとも美味しいと思わなかった。
 そこで一言「さんまは目黒に限る」と言ったそうである。

たいやきが泳ぐ街
 日本のレコード売上記録保持者、およげ!たいやきくんの歌手子門真人は目黒区出身である。

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