大黒天
読み:だいこくてん
七福神のうちの一柱。インドの神で有福を示し、有徳・財宝・闘戦の神。二票の米俵に立ち、糧食を司る。ヒンドゥー教ではシヴァに対応する。
庶民に最も親しまれている姿は、狩衣姿に大黒頭巾をかぶり、肩に大きな袋をかけ、右手に打ち出の小槌を持ち、福徳円満の顔をしているもの。
五穀豊穣・招福開運のめでたい神として特に農家や商家で喜ばれ、恵比寿とともに恵比寿大黒と併称されて親しまれている。
大国主神を "ダイコク" と読み "大黒" として奉られているところもあり、稲羽の素兎(因幡の白兎)に出てくる大黒さまはこちらを指す。
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