田園都市線
読み:でんえんとしせん
外語:Tokyu Den-en toshi Line

 東京急行電鉄の路線の一つ。「東急田園都市線」とも呼ばれるが、公式には単に「田園都市線」である。
目次

概要

情報

運用
 主な経由地は三軒茶屋、二子玉川、溝の口、青葉台、長津田など。
 東京メトロ半蔵門線と相互直通運転を行なっている。

沿革

由来
 元々の渋谷〜溝の口間は路面電車であり、当時のいう田園都市線は大井町から伸びる路線(つまり現在の大井町線)であった。
 田園都市線が着々と中央林間方面で延伸される中、東側は、自由が丘などは通るものの大井町ではよろしく無いと判断されたらしく、渋谷に繋げるべく、路面電車だった玉川線を廃止し、新玉川線として渋谷〜二子玉川園間が開業した。
 新玉川線と田園都市線は相互乗り入れが行なわれた。また二子玉川〜大井町間は大井町線となり分離された関係から、田園都市線と新玉川線は同一不分離のものとなり区別する意味が全くなくなった。実際に両者は区別されず、地元では「田玉線」などと呼ばれていた。そしてついに2000(平成12)年8月6日、中央林間〜渋谷間は「田園都市線」として一本化され、現在の田園都市線が完成した。
 田園都市線は、鉄道会社による郊外開発と路線の延長が大きく成功した、数少ない例である。現在でもたまプラーザ周辺は、高級住宅街として名高い。この沿線は、五島慶太が創り上げた街であるといえる。

列車種別
 現行の列車種別は、次の通り。

複々線
 現在、次の区間が複々線となっている。
 この複々線区間は大井町線の乗り入れ用に使われており、外側が田園都市線、内側が大井町線の、方向別複々線である。

補足
 おおくぼ良太の目蒲線物語によれば、かつての東急目蒲線の継母。

接続する路線
 改札をくぐらずに乗り換え可能な路線には(ラチ内)と併記した。(急)は急行停車駅。

再検索