都島区
読み:みやこじまく
外語:Miyakojima Ward

 大阪市を構成する24の行政区のうちの一つ。大阪市の北東部に位置する。
目次

概要

基本情報

通信

象徴

沿革

歴史
 区南部は古くから交通の要衝で、中部北部は近郊農村だった。
 大阪市の市域拡張や行政区の再編成を経て、1943(昭和18)年4月1日に現在の区域として都島区が誕生した。
 区域北部を流れる淀川は古代から洪水を繰り返し周辺住民を悩ませたが、1885(明治18)年の大洪水で、ついに対策として(新)淀川が開削された。以降は洪水もなくなり、また豊富な水資源を求めて多くの工場が区の中・北部の淀川沿岸に林立、一大工業地帯となり大いに繁栄した。
 しかし同時に公害の問題も発生、工場は徐々に地方へと移転し減少、残った跡地は大規模な集合住宅地へと姿を変えて行った。
 区南部の交通の要衝は、今も京橋を中心として多くの鉄道が集まる大阪東部の玄関口、俗に「ヒガシ」(キタミナミに対抗して)とも呼ばれている。

地理

地勢
 古代には、葦の茂る砂洲だった。
 土地は概ね平坦で、平均海抜は5m、最高地点は淀川堤の13mである。
 西部は大川に沿い、北は淀川、南は寝屋川に接する。

町域
 区内の主な町域は次の通り(ほぼ50音順)。大阪市は全域で住居表示が実施されている。

隣接する区

運輸交通

主な道路

道の駅
 区内に道の駅はない。

鉄道

飛行場
 区内に飛行場は無い。近畿圏の3飛行場を利用する。

特徴

住宅地
 区南部はちょっとした繁華街となっているが、中部・北部は住宅地である。

飛行機
 北西方向約13kmに大阪国際空港(伊丹空港)があるため、比較的低空を航空機が飛び、騒音が響く。
 確認したわけではないが、伊丹空港の一日も早い廃港を願う区民は多いことだろう。

鎮守神社
 都島区には三つの神社がある。櫻宮と都島神社の境は東西に伸びる都島本通付近で、その南部地域一帯が櫻宮の氏地となっている。
 南部は殆どが櫻宮だが実際には、JRの大阪環状線が大きな境となっていて、その東側は、かなり南まで(少なくとも国道1号付近までは)都島神社の氏地が広がっている模様。一方で、JRの東側でも都島本通の北に櫻宮の氏地があるなど、混沌としている。

再検索