東京外郭環状道路 |
辞書:国土用語の基礎知識 一般道路名・関東東京編 (EWLTM) |
読み:とうきょう-がいかく-かんじょうどうろ |
品詞:固有名詞 |
都心から半径15km圏を環状に結ぶ道路計画。「郭」が常用漢字から漏れたので「東京外かく環状道路」とも。自専部は東京外環自動車道と呼ばれ、自専部に並行するように走る一般道路(一般部)を東京外郭環状道路と呼び区別することがある。
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道路の情報 |
起点・終点 |
設計諸元 |
規制等 |
法定路線名 |
指定区間 |
全区間が指定区間である。具体的には、次の区間である。なお、住所は政令上のもの。
沿革 |
断続的に部分開通しているが、詳細不明のため略。
道路の状況 |
経路 |
自専道は、時計回りで次の道路のIC/JCTを結ぶ。一般部は、この自専道に沿うようにして建設される。
現在は、大泉JCTと美女木JCTの中間、和光北IC最寄りの松ノ木島交差点を起点に時計回りし、外環道と併走し、三郷ICを経由して国道6号に接続する。
計画ではさらに延伸し、市川市高谷で国道357号線と接続される予定となっている。
国道6号との交差が立体交差になっているのは、常磐線を避けるためだけでなく、この将来的な延伸と交通量の増加を念頭に入れたものと考えられる。
東側(三郷IC付近) |
東側、自専部が現在建設中である三郷IC〜松戸市(国道6号)までの区間も、国道298号としては既に完成し開通している。自専部は、この道路の上に高架で作られることになると思われる。
なお、住宅地は道路の両側に緑地帯と防音壁があり、また頭上の外環道もあいまって、景観はよろしくない。
千葉県内に残る東側(松戸市〜市川市間)の未開通区間11.4kmについて、用地買収の妨害活動が激化した。
このうち未取得用地のあるのは松戸市上矢切〜市川市高谷間の9.7kmで、一般住宅が多いため土地収用に苦戦している。
2008(平成20)年12月末現在の未取得は195件で、うち43件は交渉拒否、全面積に占める未取得率は6%、としている。
2009(平成21)年4月10日発表の外環の用地取得の現状(第11弾)では、2009(平成21)年3月末時点で未取得は156件で、うち41件は交渉拒否、としている。
目標の2015(平成27)年度までに開通させるためには、遅くとも2010(平成22)年までに用地を全て買収する必要があったため、国土交通省と東日本高速道路株式会社(E-NEXCO)は2009(平成21)年2月10日、国交相に対し未買収地の強制収用に向け、土地収用法に基づく事業認定を申請した。認定されれば、東側は2015(平成27)年度に全線開通可能としている。
千葉県の県収用委員会は成田国際空港を巡るゲリラ事件により命が狙われ委員不在の事態になるなどしているが、今回もプロ市民は「今回の対応は論外で、200件弱の住民を立ち退かせるのは不可能だ」(意訳)などと気勢を上げ、事実上の宣戦布告をしているとされる。
西側 |
一般部の起点は、現在の起点と同じ和光北IC付近であり、それ以西については建設計画はない。
大泉IC〜和光北ICまでは国道298号は存在しないが、代わりに下道としては市道や県道、都道が存在する。現在は、東京都練馬区大泉町3丁目で一箇所分断している以外は、大泉IC〜和光北ICが一般道でほぼ結ばれた状態となっている。
また、外環道の西側になる、起点・昭和島JCT〜玉川IC〜世田谷JCT〜三鷹JCT〜大泉JCTの経路についても、ほぼ同じ経路に環八通りが存在するため、一般部の建設は予定にない。
環八通りと大泉ICは、目白通りで結ばれている。
道路の特徴 |
接続する主な道路 |
沿道施設、観光地等 |
道の駅 |
沿道に道の駅が一つある。
主な橋 |
主なトンネル |
トンネルはない。
主な峠 |
峠はない。
並行する鉄道 |
経由する自治体 |
リンク |
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