主食
読み:しゅしょく
外語:staple food

 日常の食事で、主となる食べ物のこと。一般には穀物である。
目次

主な主食
 国ごとの主な主食は次の通りである(順不同)。

日本
 日本国の主食は(米飯)である。
 加えて小麦も準主食の地位にある。パンのほか、饂飩パスタラーメン等は、米に次いでよく食べられている。
 但し、昔から米を主食にしていたわけではない。大東亜戦争以前は、大麦・稗、粟などの雑穀に米を数割混ぜる、いわゆる麦飯が食べられていた。銀シャリが一般化したのは戦後である。

アメリカ
 アメリカには「主食」という概念が存在しない。これは他の欧米圏でも同様である。
 アメリカ人は元々イギリス人であるが、イギリスには食文化と呼べるようなものがなかった。このため、アメリカにも食文化と呼べるようなものは無く、食はジャンクフードのようなものが多い。
 朝食はコーンフレーク、昼食はサンドイッチ、夕食は肉とパン、といったスタイルが主であるらしく、ここから主食はパン(小麦)であると判断できそうである。

インド
 インドの主食は米と麦である。北部は小麦(パン)、南部は米が多いとされる。
 北部では小麦からチャパティー、ナンなどのパン類を作って食べている。南部の米は、日本ではタイ米と呼ばれる種類の、細長い米である。
 なお、インドでは毎食「カレー」が食べられるため、主食はカレーとも言えるが、インド人としてはカレーはあくまでも「おかず」である。更に言うと、この「カレー」という料理はインドには実は存在せず、香辛料を使った様々な料理には、それぞれ固有の名前が付けられている。

朝鮮
 現在の東支那半島(朝鮮半島)の主食は米である。しかし、本来の朝鮮の主食は高黍(別名モロコシ)という雑穀で、粥にして食べていた。
 稲栽培における、灌漑技術、肥料、耕作方法などは日本の統治時代に日本から伝えられたもので、当時植えられた稲はコシヒカリの先祖にあたる「亀の尾」という品種であった。
 元々は雑穀を食べていたが、日本の統治下で銀シャリの味を知って以降は米食に移行、伝統食文化は失われた。
 日本の某巨大掲示板では「日帝時代の残虐な行為を初めて思い知った」という感想を述べた者もいる。

主食の印象
 日本の掲示板における各国の主食の印象は、次の通りである。
 これらは悪ふざけで言っているわけではなく、実際にイタリア人はよくパスタを食べ、それに伴うオリーブ油の消費量は世界一である。そしてイギリスでは芋が炭水化物源であるなど、根拠がある。

再検索