食文化
読み:しょくぶんか
食品、食事に関する文化。国により様々で、地域、
民族
、宗教などが反映される。
目次
概要
基本
地域差
特徴
食材
肉
穀物
各国の様子
和食
アメリカ料理
イタリア料理
朝鮮料理
概要
基本
基本的には、その地で得られる食品を、おいしく加工して食べることになる。
炭水化物は主として農耕により、蛋白質は農耕、狩猟、漁などにより得る。
宗教によっては、食のタブーがあり、そのような場合には食べられるものであっても食材にしない。
味付けは、地域や民族の傾向などを反映することが多い。
地域差
動物が何を食べるか、ということについては、住んでいる土地や環境などに大きく左右される。得られる動植物から体質にあったものを選んで動物は摂食する。これは
人間
が生まれる以前からの自然の摂理である。
このことから、遠く離れた土地同士では、食文化に大きな違いが生まれることは想像に難くない。
例えば、犬や猫といった動物は愛玩動物として世界中で広く愛されている。日本人で犬や猫を喜んで食べる人は殆どいないが、これは、犬や猫は食べ物ではないという文化的背景があるからである。しかし
支那
や
朝鮮
には犬や猫の料理が存在する。これが「文化の違い」である。
日本人には食べられないからといって、支那や朝鮮に「犬を食べるなんて酷いからやめなさい」などという人はあまり居ない。要は、自分らがそれを食べなければ済む話であって、食べたい人は食べればいい、というだけの問題だからである。
その一方、西洋人は、日本の鯨や鮹の料理に介入している。彼らが毎日食べている牛や豚との根本的な差異は不明である。
特徴
食材
肉
世界的に広く食べられている動物は次の通り。
地上に住む
哺乳類
牛(
牛肉
)
豚(
豚肉
)
羊
山羊
鹿
水牛
ラクダ
猪
兎
鳥類
鶏(
鶏肉
)
鶉
駝鳥
七面鳥
鳩
アヒル
ガチョウ
鴨
水生哺乳類
鯨(鯨肉)
海豚
オットセイの類
鯨は日本はじめ海洋国における貴重な蛋白源であるが、主として
牛肉
を生産している白人国家は、牛肉を売るために捕鯨の反対を訴えている。
犬と猫は愛玩動物でもあるが、支那や朝鮮など、かなり限定された地域で食べられている。特に犬は
朝鮮料理
に使われることで有名である。
穀物
次の二つが主流。
米
小麦
(
小麦粉
)
穀物は狭義ではイネ科植物の種子(つまり米、小麦、大麦、ライ麦など)を指し、より広い意味では
玉蜀黍
、ソルガム等を含む。
日本の場合、米飯と小麦粉料理(
パン
、小麦粉麺(
饂飩
、
ラーメン
、
スパゲッティ
など))が主食となっている。
西洋では小麦粉から作られたパンが主流。
インドではパンに類するナンが食べられている。
各国の様子
和食
和食は、日本の食文化である。
海辺では魚介類を使った料理が主であり、山地ではきのこや
山菜
等の「山の幸」が用いられる。このように、地域ごとに環境が異なることから、それぞれの地域独特の食文化があり、これらの集大成が日本の食文化だと言える。
全体として、以下の特徴がある。
和食の基本は
出汁
と素材の味
余計な
調味料
を加えることを良しとしない
見た目も、素材や調味料の色、素材の形などを大切にする
味噌
・
醤油
鰹・昆布
アメリカ料理
アメリカ料理は、全体として、以下の特徴がある。
甘いと辛いだけ
味より量が優先
見た目を強調する場合はケバい色に着色 (変な色の菓子が普通にある)
ジャンクフード
(ホットドッグとハンバーガー)
コーラ
ポテトSは日本のポテトLに相当
しかしそもそも、アメリカオリジナルの料理というものは(殆ど)無い。
ハンバーガーはドイツの料理の劣化コピー
ピザはイタリア料理の劣化コピー
しかしアメリカに美味しい物は無いのかというとそうではなく、世界中の料理が食べられる。
イタリア料理
主食はパン。パスタやリゾット(米)も良く食べられる
基本的に素材本来の味を生かした味付け
地域によりバリエーションがある
特徴的な
調味料
はオリーブ油、バター、バルサミコ酢、レモン、チーズ(パルミジャーノレッジャーノ)等
世界中に普及している(ただし外国ではおいしくない店も多い)
朝鮮料理
辛い
味より辛さが優先
見映えよりも辛さを優先 (汚らしく掻き混ぜる料理など)
キムチ
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