EOS 50D
読み:イオス-ごーまるディー
外語:EOS 50D

 キヤノンのディジタル一眼レフカメラの一機種。EOSシリーズの機種であり、同社のラインナップ中ではミドルクラスに位置する。
目次

機種情報

特徴

発売日等

レンズキット
 カメラ本体に、レンズをセットして販売するものをレンズキットという。
 次の各レンズとのセットモデルが用意された。
  1. EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS
  2. EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
 18-200のレンズは標準域から望遠域までを一本でこなすレンズで、EOS 50Dと共に発表されたが、発売前に公開された写真のあまりの酷さに、発売前から話題騒然となった。
 17-85は、30Dおよび40Dでも採用されたレンズキット用レンズである。

機能
 前機種「EOS 40D」に対する後継機である。次のような機能を特徴としている。
 後継は「EOS 60D」である。

人気など
 マニアからはいろいろと辛口の批評が飛び出すのは、どんなカメラでも変わらない。特に、キヤノンにはアンチが多いので、なおさらである。
 このカメラも例外ではないが、50Dは明らかに名前負けしていたようである。30D40D、EOS Kissから買い換えたいと思えるだけの魅力がなかったようで、発売前の盛り上がりに欠けた。
 このため、(そもそも価格帯が全く違うが)当時まだ発表前だったフルサイズ機EOS 5D Mark IIへと期待が移ってしまった。

40Dとの差異等
 発売後、判明した40Dなどとの差異。
 シャッター音は、基本的には40Dから継承されてはいるが、その最大の難点だった変な音はなくなった。

ファームウェア
 不具合修正や新発売のレンズ対応などのため、ファームウェアは随時更新されている。
1.0.8
1.0.7
1.0.6
1.0.5
(詳細不明)
1.0.4
(詳細不明)
1.0.3 (2008(平成20)年10月28日)
1.0.2
 カスタム機能の「高輝度側・階調優先」を使用している場合、条件によっては露出オーバーになる問題の修正
1.0.1
 最初期版と見られている。
 発売日時点でのファームウェアは、1.0.1と1.0.2がロットで混在した。

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