EOS 5D Mark II
読み:イオス-ごディー-マークトゥー
外語:EOS 5D Mark II
キヤノン
のディジタル
一眼レフカメラ
の一機種。
EOS
シリーズの機種であり、同社のラインナップ中ではミドルクラスに位置する。
目次
機種情報
特徴
発売日等
レンズキット
機能
動画
人気
機種情報
型式
レンズマウント
:
キヤノンEFマウント
対応レンズ
EFレンズ
撮像素子
撮像センサー
寸法:
35mmフルサイズ
(約36mm×24mm)
画素: 有効約2,110万画素
種類:
CMOS撮像素子
アスペクト比
: 3:2
ダスト除去機能
シャッター
速度: 最高1/8000秒
連写速度: 3.9枚/秒
耐久性: 約10万回
記録方式
媒体:
コンパクトフラッシュ
(UDMA対応)
フォーマット:
JPEG
、
RAW
色空間:
sRGB
、Adobe RGB
液晶モニター
寸法:
TFT
カラー液晶3.0型
画素: 約92万画素
その他
バッテリー:
LP-E6
コネクター類
デジタル端子(
USB 2.0
)
ビデオ出力端子(
NTSC
/
PAL
選択可)
HDMI端子
外部マイク入力端子(φ3.5mm
ステレオミニジャック
)
リモコン端子 (N3タイプ端子)
シンクロ端子 (RC-1、RC-5に対応)
拡張システム端子 (WFT-E4接続用)
大きさ
152.0mm(幅)×113.5mm(高さ)×75.0mm(奥行)
約810g(本体のみ)
特徴
発売日等
発売日: 2008(平成20)年11月29日
価格帯: オープンプライス(ボディのみ市価30万円前後)
レンズキット
カメラ本体に、レンズをセットして販売するものをレンズキットという。
次のレンズとのセットモデルが用意された。
EF24-105mm F4L IS USM
機能
前機種「EOS 5D」に対する後継機である。次のような機能を特徴としている。
約2,110万画素の自社製CMOSセンサー(35mmフルサイズ)
新設計の高性能映像エンジン「
DIGIC 4
」
ISO感度は常用100〜6400、拡張設定にISO25600を用意
最高約3.9コマ/秒連写
連続撮影可能枚数、約78枚(UDMA時 約310枚)
視野率約98%ファインダー
高速・高精度9点、アシスト6点測距
オートフォーカス
EOSシリーズとして初の、
フルHD
動画撮影機能搭載
センサーダスト除去機能の強化
オートフォーカス ライブビュー撮影機能搭載
レンズ周辺光量補正機能
コントラスト補正機能「オートライティングオプティマイザ」
防塵防滴機能の強化
動画
EOSシリーズとして、初めて動画撮影に対応した。基本的な仕様は次の通り。
MOVフォーマット
映像 ‐
ITU-T H.264
(
MPEG-4 AVC
)
音声 ‐
リニアPCM
解像度 ‐ 1,920×1,080ドット/
フルHD
、640×480ドット/SD解像度
フレームレート ‐ 30fps (フルHD/SD解像度 共に)
AF ‐ 動画撮影中のAFには非対応
マイク ‐ 本体内蔵マイクはモノラル。外部マイクを接続すればステレオ録音も可能
カメラの記録媒体はコンパクトフラッシュカード(CFカード)で、4GBのカードであれば、フルHDで約12分、SD解像度で約24分の撮影が可能。
発売前から様々に公開されているサンプル動画があまりにも高画質であったことから、映画撮影にも使えるのではないかと考えられている。
人気
カタログスペックでは、前のEOS 5Dから殆ど変化がなかったため、一部のマニアからは辛口の批評が飛び出した。
しかし、ミドルクラスの機種としては堅実な改良が施されており、このため同時期に発表された
EOS 50D
より、(価格帯は全く違うが)こちらの方が人気が高いようである。
液晶、防塵防滴、センサークリーニング機能などは5Dから改善されたが、連射速度のアップや
オートフォーカス
の改善等は実現しなかった。ビデオ撮影については賛否両論ある。
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